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J-GLOBAL ID：201702210261888234   整理番号：17A0345483

異なるレベルの分解能BCC_CSMモデルによる中央アジア夏季降水シミュレーション能力評価【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of the performance of BCC_CSM Climate Model with different horizontal resolution in simulating the summer precipitation over Central Asia

著者 (4件)： Wu Haomin (School of Atmospheric Science,Nanjing University) ,  Huang Anning (School of Atmospheric Science,Nanjing University) ,  Jiang Yanmin (School of Atmospheric Science,Nanjing University) ,  Zhao Yong (Institute of Desert Meteorology,China Meteorology Administration)
資料名： Ganhanqu Dili  (Ganhanqu Dili)
巻： 39  号： 6  ページ： 1305-1318  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2040A  ISSN： 1000-6060  CODEN： GADIFA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 干ばつと半乾燥地域の中央アジア地域の脆弱な生態環境は気候変化に非常に敏感であり、気候モデルの中央アジア地域におけるシミュレーション能力を向上させることは未来の気候変化に対応する科学的措置のために非常に必要である。二つの分解能の北京気候センターBCC_CSMモデル(低分解能BCC_CSM1.1モードと高分解能BCC_CSM1.1Mモード)によって提供された1948-2012年のCMIP5歴史シミュレーション試験結果を用いて、異なるレベルの分解能BCC_CSM気候モデルが中央アジア夏季降水のシミュレーション性能を評価した。さらに,モード分解能に対する水平分解能の影響を明らかにし,その理由を検討した。結果は以下を示す。モデルレベルの分解能の向上は、BCC_CSM気候モデルの中央アジア夏季降水量の変化と長期変化傾向に対するシミュレーション能力を明らかに改善できるが、中央アジア地域及び中央アジア西部地域の夏季降水量の平均状態の改善については明らかではない。BCC_CSM1.1モデルに対して、BCC_CSM1.1 Mモデルは中央アジア東部地区の夏季降水の気候状態、年間変動率及び長期変化傾向の改善は西部地域より更に顕著であった。BCC_CSM1.1Mモデルは中央アジア地域における夏季の大規模と対流性降水の長期変化傾向及び大規模降水の気候平均状態と率のシミュレーション能力を改善したが、対流性降水の気候平均状態及び率のシミュレーション効果はより悪くなった。全体として、BCC_CSM1.1 Mモデルは中央アジア夏季の総降水量のシミュレーション性能の向上に対して、主に大規模降水シミュレーションの改善に大きく寄与している。メカニズム解析により、モデルレベル分解能の向上はBCC_CSMの気候モデルが200HPAの西風環流及び850HPAの循環のシミュレーションを改善し、中央アジア夏季降水のシミュレーション性能を向上させることができることが明らかになった。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 気候 ,  *シミュレーション ,  *中央アジア ,  *夏 ,  干ばつ ,  降水量 ,  気候モデル ,  *降水 ,  環流 ,  高分解能 ,  半乾燥地帯 ,  *分解能
準シソーラス用語： 対流性降水 ,  長期変化 ,  水平分解能 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Central Asia ,  precipitation ,  summer ,  BCC_CSM ,  horizontal resolution

分類 (1件)： 気候学,気候変動  (DC05140T)

タイトルに関連する用語 (7件)： 分解能 ,  モデル ,  中央アジア ,  夏季 ,  降水 ,  シミュレーション ,  能力評価