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J-GLOBAL ID：201702210454987208   整理番号：17A0660808

熱活性化遅延蛍光分子の効率的な逆系間交差の振電結合の重要性【Powered by NICT】

The Importance of Vibronic Coupling for Efficient Reverse Intersystem Crossing in Thermally Activated Delayed Fluorescence Molecules

著者 (3件)： Gibson Jamie (School of Chemistry, Newcastle University, Newcastle upon Tyne, NE1 7RU, UK) ,  Monkman Andrew P. (School of Physics, University of Durham, Durham, DH1 3LE, UK) ,  Penfold Thomas J. (School of Chemistry, Newcastle University, Newcastle upon Tyne, NE1 7RU, UK. [e-mail])
資料名： ChemPhysChem  (ChemPhysChem)
巻： 17  号： 19  ページ： 2956-2961  発行年： 2016年 
JST資料番号： W1265A  ISSN： 1439-4235  CODEN： CPCHFT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱活性化遅延蛍光(TADF)エミッタにおける逆項間交差(k_rISC)の速度に影響する因子は,第三世代重金属を含まない有機発光ダイオード(OLED)の効率と性能を向上させるために重要である。しかし,TADF機構の現在の理解は,最低一重項及び三重項状態間の熱平衡をはるかに超えた拡張せず,その結果研究はこれら二つの状態間のエネルギーギャップにおいて殆ど排他的に焦点を当ててきた。k_rISCを決定する非Born-Oppenheimer効果の重要な役割を明らかにするためにモデルスピン-振電ハミルトニアンを用いた。最低局所励起三重項(~3LE)と最低電荷移動三重項(~3CT)間の振電(非断熱)結合は顕著な二次結合効果の可能性を開き,約四桁の大きさによるk_rISC増加することを示した。重要なことは,これらのシミュレーションは,高効率TADFの動力学的機構を明らかにし,高性能システムの将来の開発のためのBorn-Oppenheimer近似を超えた設計方法を検討した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： ハミルトニアン ,  Born-Oppenheimer近似 ,  三重項 ,  励起 ,  重金属 ,  熱平衡 ,  電荷移動 ,  発光ダイオード ,  エネルギーギャップ ,  *振電相互作用 ,  一重項
準シソーラス用語： 有機EL素子 ,  項間交差 ,  *系間交差 ,  *熱活性化遅延蛍光 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： 発光ダイオード ,  逆項間交差 ,  熱活性化遅延蛍光 ,  振電結合 ,  量子動力学

分類 (2件)： 光化学一般  (CB08010U) ,  分子構造と性質の実験的研究  (CB01020I)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱活性化遅延蛍光 ,  分子 ,  系間交差 ,  振電結合 ,  重要性