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J-GLOBAL ID：201702210696658866   整理番号：17A0350540

ファスジルは造影剤による急性腎損傷への保護作用を誘導する。【JST・京大機械翻訳】

Preventive effect of fasudil on contrast-induced acute kidney injury in the mousel

著者 (6件)： Wang Yiming (Department of Cardiology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University) ,  Zhang Hao (Department of Cardiology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University) ,  Yang Zhijian (Department of Cardiology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University) ,  Wang Liansheng (Department of Cardiology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University) ,  Miao Dengshun (Research Center for Bone and Stem Cells, Nanjing Medical University) ,  Zhang Dingguo (Department of Cardiology, First Affiliated Hospital of Nanjing Medical University)
資料名： Yixue Yanjiusheng Xuebao  (Yixue Yanjiusheng Xuebao)
巻： 29  号： 12  ページ： 1270-1275  発行年： 2016年 
JST資料番号： C3037A  ISSN： 1008-8199  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 造影剤により誘導される急性腎臓損傷は臨床でよく見られる合併症である。本研究では、RHO/RHOシグナル伝達経路の抑制により、腎血流動態障害を改善し、細胞アポトーシスを抑制するなどの腎臓保護作用を検討する。【方法】40匹のBALB/Cマウスを,片側の腎臓移植片に移植した。術後1週間に,4つの群(N=10)にランダムに分けた。対照群、注射液により誘導した造影剤腎臓病モデル群(CM群)、低用量ファスジル群(LD群)と高用量ファスジル群(HD群)。CM,LDおよびHD群のマウスには,4.0注射液を尾静脈内投与し,対照群には同量の食塩水を注射した。注射前の12,2時間および注射後4時間の3つの時間点において,高用量(10MG/KG)および低用量(3MG/KG)のHDおよびLD群のラットに,ファスジル注射液を腹腔内投与した。各群のマウスの腎動脈血流量,血清および尿中の腎臓機能マーカー,腎臓組織の形態学的変化およびアポトーシス関連蛋白質の発現レベルを,それぞれ24時間後に測定した。【結果】CM群と比較して,LD群のLDとHDは有意に減少した[(14.89±2.07)U/L],[(14.89±1.48)U/L]および[(15.71±2.24)U/L]。HD群におけるTUNEL陽性細胞のパーセンテージは,CM群におけるそれより有意に低かった[(30.79±1.30)%対(65.74±2.20)%,P<0.05]。同時に,HD群におけるBCL-2の発現は,CM群におけるそれより有意に高かった(P<0.05)が,右腎動脈血流は増加した[(1.22±0.07)対(0.07±0.05)]。血清クレアチニン[(26.41±1.83)ΜMOL/L対(65.04±4.89)ΜMOL/L]、尿素窒素レベル[(6.86±0.45)MMOL/L VS(14.11±1.44)MMOL/L]およびPAS染色尿細管損傷スコア[(1.20±0.20) VS(3.71±0.18)]はいずれも低下した。有意差が認められた(P<0.05)。LD群の介入後、血清クレアチニン、尿素窒素、尿細管の損傷採点、腎血流量などの指標にも腎臓保護作用が現れた。しかし,CM群と対照群の間に有意差はなかった(P>0.05)が,TUNEL染色陽性細胞パーセンテージ,BAX,ROCK-2およびPMYPT-1蛋白質発現レベルは,CM群との間に有意差がなかった(P>0.05)。さらに,CM群と比較して,高用量ファスジルはROCK-2とPMYPT-1シグナルを阻害し,アポトーシス関連蛋白質BAX発現レベルを有意に減少させた。結論:ファスジルは造影剤により誘導された血清クレアチニン、尿素溶解酵素及び腎臓構造の損傷を改善でき、その腎臓保護作用機序は主にRHO/ERKシグナル伝達経路の抑制、細胞アポトーシス及び血管拡張と密接な関係がある。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 尿細管 ,  血流 ,  アポトーシス ,  *保護作用 ,  血清 ,  注射剤 ,  尿素態窒素 ,  静脈内投与 ,  *造影剤 ,  ウレア化合物 ,  窒素複素環化合物 ,  スルホンアミド ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 蛋白質発現 ,  血清クレアチニン ,  注射 ,  腎保護作用 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Contrast-induced acute kidney injury ,  Fasudil ,  Apoptosis ,  Hemangiectasia

分類 (9件)： 骨格系  (EJ10030R) ,  腸  (EJ06040N) ,  硫黄とその化合物  (YB02020L) ,  野菜とその加工品  (FJ11020O) ,  有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  (CC04034H) ,  感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  動物に対する影響  (EK02060K) ,  基礎治療学  (GC03012A) ,  視覚  (EJ13020B)

物質索引 (2件)： 尿素 ,  ファスジル

タイトルに関連する用語 (5件)： ファスジル ,  造影剤 ,  急性腎損傷 ,  保護作用 ,  誘導