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J-GLOBAL ID：201702210722825035   整理番号：17A0685292

鋳鉄の溶解,溶湯性状とキュポラ溶解用バイオコークス キュポラの長期間操業用耐火物の現状と課題

Current Situation and Problems of Refractories of Long-campaign Cupola

著者 (5件)： 岸田了一 (日本るつぼ) ,  大橋秀明 (日本るつぼ) ,  鈴木裕之 (日本るつぼ) ,  大田峰彦 (日本るつぼ) ,  竹内晋之介 (日本るつぼ)
資料名： 鋳造工学  (Journal of Japan Foundry Engineering Society)
巻： 89  号： 6  ページ： 322-324  発行年： 2017年06月25日 
JST資料番号： G0096A  ISSN： 1342-0429  CODEN： CHKOFY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： キュポラの長期操業への解決すべき問題点の一つとして,特にキュポラ内部の湯溜り帯に使用する耐火物の耐用向上が求められている。このため,従来使用されてきた黒鉛れんがに代わって,不定形耐火物の適用が推進されている。そこで本稿では,キュポラの長期操業に対応する耐火物の構造として黒鉛れんがからの不定形耐火物の移行と各不定形耐火物の特徴と共に,キュポラ内部での各耐火物部位における解決するべき課題について報告した。まず,耐火物構成の変化(近年のれんが工後継者不足により,その技能継承はは十分と言えず,不定形耐火物への期待が高まった)について述べた。次に,不定形耐火物の利点と問題点(黒鉛れんが,および不定形耐火物のパッチング材,ラミング材,流し込み材の長所と短所)について説明した。最後に,さらなる長期操業への課題(それぞれの部位で発生する事象に対応する炉材と補修方法と,休止時の短期間全体補修方法の確立が必要)について言及した。

シソーラス用語： *キュポラ ,  期間 ,  運転 ,  炭素耐火物 ,  *不定形耐火物 ,  グラファイト ,  煉瓦 ,  スタンプ材 ,  損傷 ,  修理 ,  補強
準シソーラス用語： パッチング材 ,  黒鉛 ,  操業 ,  長期 ,  補修・補強 ,  流し込み材

分類 (2件)： 耐火物  (YC04030N) ,  炉,鋳造設備  (WC01070I)

タイトルに関連する用語 (9件)： 鋳鉄 ,  溶解 ,  溶湯性状 ,  キュポラ ,  バイオコークス ,  長期間 ,  操業 ,  耐火物 ,  現状