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J-GLOBAL ID：201702212147238070   整理番号：17A0611886

核燃料被覆材の耐食性(C3)のための多層セラミック被覆

MULTILAYER CERAMIC COATING FOR CORROSION (C3) RESISTANCE OF NUCLEAR FUEL CLADDING

著者 (5件)： ALAT E. (Pennsylvania State Univ., PA, USA) ,  MOTTA A.T. (Pennsylvania State Univ., PA, USA) ,  COMSTOCK R.J. (Westinghouse Electric Co., PA, USA) ,  PARTEZANA J.M. (Westinghouse Electric Co., PA, USA) ,  WOLFE D.E. (Pennsylvania State Univ., PA, USA)
資料名： Materials Science & Technology Conference and Exhibition  (Materials Science & Technology Conference and Exhibition)
巻： 2016 Vol.1  ページ： 175-182  発行年： 2016年 
JST資料番号： E0697C  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 原子炉燃料棒の表層のジルコニウム基合金が冷却水と反応して水素と酸素を発生するのを防止する目的で,燃料棒被覆材表面に保護被膜を形成した。陰極アーク物理蒸着(CA-PVD)法によって,1%Nb,1%Sn,0.1%FeのZr合金管表面に種々のTi,Al組成のTiAlN及びTiNの複合被膜を8層形成した。被膜の特性をXRD,EDS,SEMにて評価し,ASTM G2に則った360°C及び飽和圧力18.7MPaの純水中で128日の耐食性試験を行なった。この結果,CA-PVD法によるTiAlN/TiN複合8層被膜はZr合金管表面に密着しており,酸素の浸透を防いでZr合金素地の酸化を防止し,ASTM G2標準耐食性試験に98日間耐えた。今後の研究では密着性の確認のために引掻試験を行なうことが必要である。

シソーラス用語： 燃料管 ,  耐食性 ,  *多層膜 ,  *セラミック被覆 ,  *ジルコニウム合金 ,  保護膜 ,  ニオブ含有合金 ,  スズ含有合金 ,  鉄含有合金 ,  *窒化物 ,  チタン化合物 ,  アルミニウム化合物 ,  複合膜 ,  純水 ,  密着性 ,  酸素 ,  腐食試験 ,  イオンビーム蒸着 ,  加熱温度 ,  透気性 ,  酸化防止
準シソーラス用語： 核燃料被覆管

分類 (2件)： 金属材料へのセラミック被覆  (YC02050V) ,  燃料要素  (MD04030E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 核 ,  燃料被覆材 ,  耐食性 ,  C3 ,  多層 ,  セラミック被覆