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J-GLOBAL ID：201702212569818912   整理番号：17A0325013

癌細胞の選択的標的化のためのほう素含有非局在化親油性カチオン【Powered by NICT】

Boron-containing delocalised lipophilic cations for the selective targeting of cancer cells

著者 (7件)： Gianpiero Calabrese (School of Life Science, Pharmacy and Chemistry, Kingston University London, Penrhyn Road, Kingston-upon-Thames, Surrey KT1 2EE, UK. [e-mail]) ,  Anis Daou ,  Aikaterini Rova ,  Eirini Tseligka ,  Ioannis Vizirianakis S. ,  Dimitrios Fatouros G. ,  John Tsibouklis
資料名： Medchemcomm  (Medchemcomm)
巻： 8  号： 1  ページ： 67-72  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2333A  ISSN： 2040-2503  CODEN： MCCEAY  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 再発の発生率を制限するために,癌治療は腫瘍と癌幹細胞における薬物耐性の出現を促進してはならない。治療量のホウ素は癌細胞に選択的に配送されることを条件で,ほう素中性子捕獲療法(BNCT)はこの要求を満たす一つの方法になる可能性がある。この目的のために,著者らは,腫瘍細胞のミトコンドリアを選択的に標的化する,非局在化親油性カチオン(DLCs)により官能化したほう素過剰カルボラン部分に基づく,いくつかの化学物質の合成と薬理学を報告した。このようなDLC官能化カルボラン(DLCカルボラン)と腫瘍と癌幹細胞(CSC)の治療は高度に癌細胞選択的でそれは持続性細胞増殖停止を誘導する。正常および癌細胞の培養を含む実験は正常細胞はDLCカルボラン処理を除去してもそれらの増殖能の再現を示した。分子レベルでは,DLCカルボランの薬理学的効果はp53/p21軸の活性化を介して発揮される。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： カルボラン ,  *ターゲティング ,  化学物質 ,  薬物耐性 ,  ミトコンドリア ,  薬理学 ,  官能化 ,  腫瘍 ,  *腫瘍細胞 ,  細胞増殖 ,  *ホウ素 ,  腫瘍幹細胞 ,  *脂溶性
準シソーラス用語： ホウ素中性子捕獲療法 ,  癌治療 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A)

タイトルに関連する用語 (6件)： 癌細胞 ,  標的化 ,  ほう素 ,  非局在化 ,  親油性 ,  カチオン