文献
J-GLOBAL ID:201702212678586270   整理番号:17A0537168

BrH NSに基づくサブユニットワクチンはTh1免疫応答を誘導し,活性化マクロファージによるMycobacterium tuberculosis(結核菌)感染に対する防御を誘導する【Powered by NICT】

A subunit vaccine based on rH-NS induces protection against Mycobacterium tuberculosis infection by inducing the Th1 immune response and activating macrophages
著者 (7件):
資料名:
巻: 48  号: 10  ページ: 909-922  発行年: 2016年 
JST資料番号: C2551A  ISSN: 1672-9145  CODEN: ABBSC2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オーストラリア (AUS)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Mycobacterium tuberculosis(Mtb)は動物とヒトの両方で結核を引き起こすグラム陽性病原体である。試験を行ったすべてのrH NS製剤は特異的Th1応答を誘導し,rH NS単独又はrH NSと補助環状GMP AMP(cGAMP)で免疫したマウスの脾臓におけるリンパ球によるインターフェロンγ(IFN γ)とインターロイキン2(IL 2)の産生増加により示された。アジュバントなしでrH NSで免疫したマウス由来血清も高レベルのIL-12p40およびTNF-αの,リン酸緩衝生理食塩水で免疫した対照マウスからのものと比較した。両ワクチンはMtb H37Rvでチャレンジしたマウスにおける保護効果を増加させ,肺における低下した相対CFU数により測定した。rH NSはTNF-α,IL-6,およびIL-12p40の産生,ERK1/2,p38,およびJNKの迅速なりん酸化を刺激することにより,マクロファージにおける転写因子NF-κBの活性化に対するマイトジェン活性化蛋白質キナーゼの活性化に依存することを誘導することを見出した。さらに,rH NSはプルダウンアッセイにおけるTLR2ではなくTLR4と相互作用することを見出した。TLR2サイレンスRAW264.7細胞からのrH NS誘導サイトカイン産生はBALB/cマクロファージからのそれよりも低かった。rH NSへのRAW264.7細胞の持続的曝露(>24 h)が,IFN γ誘導MHC II発現の有意な増強,shTLR2処理RAW264.7細胞では見られなかったをもたらした。これらの結果は,rH NSはマクロファージによるサイトカインの産生を誘導し,マクロファージ機能を制御するTLR2作動薬であることを示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫反応一般 

前のページに戻る