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J-GLOBAL ID：201702212719151633   整理番号：17A0494591

低コスト3次元カメラを用いた圃場マッピングシステムの開発

The development of field mapping system using a low-cost three-dimensional camera

著者 (5件)： 岡田麻友子 (北大 大学院農学院) ,  加藤友彬 (北大 大学院農学院) ,  野口伸 (北大 大学院農学研究院) ,  石井一暢 (北大 大学院農学研究院) ,  岡本博史 (北大 大学院農学研究院)
資料名： 農業食料工学会北海道支部会報  (北海道の農業機械と食料生産)
号： 57  ページ： 33-37  発行年： 2017年03月31日 
JST資料番号： L2449A  ISSN： 2189-7735  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,精密農業の手法として挙げられる可変散布などに応用可能な,作物や雑草などの生育量を記録・表示する圃場マップを作成した。生育量の測定にはMicrosoft社製の安価な三次元センサ「Kinect for Windows v2」を使用し,RGBカラー,近赤外,距離画像を同時取得することで,一度により多くの情報量を取得することができた。圃場マップに関しては,フリーのGISソフトウェア「QGIS」を用いて,画像単位での生育量(草高,株サイズ,植被率,NDVI)と作物個体単位での生育量(草高,株サイズ,NDVI)を入力したマップをそれぞれ作成した。画像単位でのマップでは,植被率・草高において圃場北部と比べて南部での値が大きく,実際の圃場と比較しても同様の傾向が見られた。(著者抄録)

シソーラス用語： カメラ ,  *圃場整備 ,  植物成長
準シソーラス用語： 3Dカメラ ,  *三次元カメラ ,  *三次元マッピング ,  *圃場管理 ,  作物生育 ,  生育状況

分類 (3件)： 農業一般  (FB01010A) ,  リモートセンシング一般  (AD04000L) ,  分光法と分光計一般  (BD07041Q)

引用文献 (6件)：

• 海津裕,2010.3次元レーザスキャナによる牧草地の草高および収量分布推定. 北農,77(4),399-404.
• 片岡崇,金子利弘,岡本博史,寺脇正樹,端 俊一,2004. マシンビジョンを用いた作物生育量マッピングシステムの開発(第1報).農業機械学会誌,66(5),74-82.
• Microsoft, Kinect hardware, https://developer.microsoft.com/en-us/windows/kinect/hardware, 2017/3/9閲覧
• 鈴木由美子,岡本博史,田中勝千,片岡 崇,柴田洋一, 2011.ハイパースペクトル画像解析による牧草収量マッピングシステムの開発.農業機械学会誌,73 (2), 115-126.
• Trimble, SPS855 spec sheet, 2013, http://trl.trimble.com/docushare/dsweb/Get/Document-603428, 2017/3/9閲覧

タイトルに関連する用語 (4件)： 3次元カメラ ,  圃場 ,  マッピング ,  開発