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J-GLOBAL ID:201702212746224450   整理番号:17A0405339

カーボンナノチューブ分散による混合マトリックスポリプロピレン膜における水蒸気透過性【Powered by NICT】

Enhancing water vapor permeability in mixed matrix polypropylene membranes through carbon nanotubes dispersion
著者 (12件):
資料名:
巻: 524  ページ: 576-584  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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イソタクチックポリプロピレン(i PP)中に分散した多層カーボンナノチューブ(MWCNT)から成る混合マトリックス膜(MMMs)の水蒸気及びガス透過性を検討した。異方性充填剤ナノ粒子の凝集状態は異なる充填剤濃度と充填剤-マトリクスの相溶性を有する試料のRaman分光法と光学/電子顕微鏡でモニターした。MWCNT MMMの水蒸気透過性は臨界濃度まで充填剤含有量と共に増加した。より大きいNWCNT濃度で複合膜は水不浸透性:充填剤凝集体及び/又はラビリンス型ネットワークは,移動する水のトラップとして形成し,作用するとなっている。4wt%の臨界濃度での官能化PP鎖をグラフト化したMWCNTs(MWCNT g PP)を用いた水透過性は純i-PP膜に比べて因子~35増加した。軽質ガス(N_2,H_2,CH_4とCO_2)の輸送速度は充填剤の充填と分散によって影響されなかった。わずかに変化したi-PPマトリックス中の水輸送速度の選択的増強は,強化された水透過性と良く分散したMWCNT相互接続周囲の高分子層からなる領域の形成に起因した。そのようなタイプのCNTベースのポリマ複合材料膜の可能性がある最新のろ過よび分離応用のための明白であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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