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J-GLOBAL ID：201702212818007978   整理番号：17A0452898

多孔質シリコン添加によるミクロンサイズのアルミニウムの着火と燃焼の強化【Powered by NICT】

Enhancing ignition and combustion of micron-sized aluminum by adding porous silicon

著者 (3件)： Parimi Venkata Sharat (Department of Mechanical Engineering, Stanford University, Stanford, CA 94305, USA) ,  Huang Sidi (Department of Mechanical Engineering, Stanford University, Stanford, CA 94305, USA) ,  Zheng Xiaolin (Department of Mechanical Engineering, Stanford University, Stanford, CA 94305, USA)
資料名： Proceedings of the Combustion Institute  (Proceedings of the Combustion Institute)
巻： 36  号： 2  ページ： 2317-2324  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0273A  ISSN： 1540-7489  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： その大きな体積エネルギー密度のために,ミクロンサイズのアルミニウム(Al)は広い推進およびエネルギー応用のための重要な燃料添加剤である。しかし,ミクロンサイズAl粒子はゆっくり着火と反応し,不完全燃焼および燃焼生成物の凝集のような問題に導くことは困難である。複合材料を形成するために他の材料とAlを混合し,Al粒子をナノスケールまで減少させると,金属あるいは高分子材料で被覆することから,上記の課題を克服するために研究した多くの先駆的戦略。一方,多孔性SiをAlに匹敵する体積エネルギー密度,低温で高い反応性,および超高速火炎伝搬速度を持つ有望な高エネルギー材料として出現した。今日まで,ミクロンサイズAlの着火と燃焼を向上させるために添加剤として多孔質シリコンを使用することの可能性は調べられていない。ここでは,CuOナノ粒子を用いたミクロンサイズAlの着火及び燃焼特性に及ぼす多孔質Si添加の影響を実験的に調べた。は一貫して多孔質Siの添加は定容圧力容器実験,示差走査熱量測定における遅い加熱速度条件,Xeフラッシュ点火における高速加熱速度条件,マイクロチャネルにおける火炎伝搬の範囲の広い実験条件でAl/CuO混合物の着火と燃焼を促進することを観察した。増強効果は多孔質Siの容易な点火と迅速燃焼特性,周囲温度および/または圧力を上昇させるに起因し,それゆえミクロンサイズAl粒子の着火,反応速度,及び燃焼効率を向上させた。本研究では,多孔質Siを添加することミクロンサイズAl粒子の着火及び燃焼特性の増強に向けてのもう一つの実行可能な戦略であることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 酸化第二銅 ,  ケイ素 ,  反応速度 ,  示差走査熱量測定 ,  *多孔質シリコン ,  マイクロチャネル ,  ナノ粒子 ,  低温 ,  加熱速度 ,  *アルミニウム ,  火炎伝搬 ,  燃焼特性 ,  反応性 ,  多孔性 ,  エネルギー密度

著者キーワード (5件)： 高エネルギー材料 ,  テルミット反応 ,  多孔質シリコン ,  アルミニウム ,  フラッシュ着火

分類 (1件)： 燃焼一般  (XE04010W)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多孔質シリコン ,  ミクロンサイズ ,  アルミニウム ,  着火 ,  燃焼 ,  強化