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J-GLOBAL ID：201702212940436710   整理番号：17A0492390

白金ナノ粒子の協調的担体としてのCeO₂修飾α-MoO₃(Ce_0.2Mo_0.8O_3-δ)ナノロッドによるメタノール酸化における一酸化炭素吸着に対する耐性の増強

CeO₂-modified α-MoO₃ nanorods as a synergistic support for Pt nanoparticles with enhanced CO_ads tolerance during methanol oxidation

著者 (5件)： Liu Yanying (School of Chemistry and Materials Science, Heilongjiang University, Harbin 150080, China. [e-mail]) ,  Liu Chuntao ,  Yu Xuefeng ,  Osgood Hannah ,  Wu Gang
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 19  号： 1  ページ： 330-339  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新しいタイプのセリウムドープα-MoO₃(Ce_0.2Mo_0.8O_3-δ)ナノロッド担体を二段階水熱合成法により製造した。混合酸化物の固溶体を白金触媒の新しい非炭素担体として,酸性媒体中のメタノールの電極酸化に使用した。固溶体中のCe/Mo比を系統的に変えてメタノール酸化の担体としての性能を最適化した。平均粒径2nmのPtナノ粒子をCe_0.2Mo_0.8O_3-δナノロッドに均一担持した。Pt/MoO₃および市販のPt/C触媒と比べて最適Pt/Ce_0.2Mo_0.8O_3-δ触媒はメタノール酸化において一酸化炭素吸着耐性が顕著に増強され,最も高い電極触媒活性および安定性をあたえた。改善された電気化学性能をCe_0.2Mo_0.8O_3-δの酸素空孔が多いことによる金属-担体相互作用の増強,および特異な一次元ナノロッド構造に基づいて説明した。これに加えて,これらの知見はMoO₃のドーピングにより誘起される構造およびサイズの転移がドープされた酸化物による十分な電気伝導度の供給および他の活性成分との可能な協調効果により電極触媒応用に新しい経路を開くことを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

シソーラス用語： ナノロッド ,  *金属-担体相互作用 ,  ナノ粒子 ,  *白金触媒 ,  水熱合成 ,  *酸化物 ,  固溶体 ,  セリウム化合物 ,  モリブデン化合物 ,  担持触媒 ,  触媒調製 ,  アノード酸化 ,  *触媒活性 ,  安定性 ,  電気伝導率 ,  協同現象 ,  ドーピング ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： 一酸化炭素被毒 ,  協調効果 ,  *混合酸化物 ,  *担体相互作用【触媒】 ,  電気伝導度 ,  電極酸化 ,  *電極触媒活性 ,  白金ナノ粒子

分類 (3件)： 電気化学反応  (CB07050F) ,  酸化,還元  (CF02060T) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (9件)： 白金ナノ粒子 ,  協調 ,  担体 ,  修飾 ,  ナノロッド ,  メタノール酸化 ,  一酸化炭素吸着 ,  耐性 ,  増強