Fe-N4ポルフィリン様グラフェンシートの特性に対するNOおよび(NO)<sub>2</sub>吸着の影響

Ashori Elham; Nazari Fariba; Illas Francesc

文献

J-GLOBAL ID：201702212942747489 整理番号：17A0499422

Fe-N4ポルフィリン様グラフェンシートの特性に対するNOおよび(NO)₂吸着の影響

Influence of NO and (NO)₂ adsorption on the properties of Fe-N4 porphyrin-like graphene sheets

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巻： 19 号： 4 ページ： 3201-3213 発行年： 2017年
JST資料番号： A0271C ISSN： 1463-9076 CODEN： PPCPFQ 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：イギリス (GBR) 言語：英語 (EN)

生体系中のNOの検出および環境保護のためのNOの除去または還元は非常に重要である。本論文においては分散補正付き周期的DFT計算を用いてFe-N4ポルフィリン様グラフェン(G-Fe-N4)シートの特性に対するNOおよび(NO)₂吸着の影響を検討した。結果は0.92eVの全エネルギー障壁でNOを吸着(NO)₂を経てN₂Oに変換することができることを示した。O/G-Fe-N4シートにおけるN₂Oの吸着および二個のNOの吸着は(N₂)_gas+(O₂)_adsおよび(N₂O)_gas+(O₂)_adsを経てそれぞれ進むことができた。両方の経路は高い(約1.80eV)エネルギー障壁を有する律速段階を有した。それでも,G-Fe-N4における(O₂)_adsの形成は酸素還元反応(ORR)前駆体とみなすことができた。この反応に含まれるさまざまな系の電子特性の詳細な解析は一部の構造についてスピンフィルター特性増加を明らかにした。したがって,NO@G-Fe-N4および(NO)₂@G-Fe-N4構造の得られたスピンフィルターパラメータはそれぞれ72.53%および47.96%であった。また,NOガス分子の吸着がG-Fe-N4では見いだされない種々のエネルギー反共鳴ディップを誘導することを見いだした。これらは,吸着質およびFe-N4欠陥に関連する準束縛状態によって誘導された。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST

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原子・分子のクラスタ , 表面の電子構造 , 無機化合物一般及び元素

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Fe-N4ポルフィリン様グラフェンシートの特性に対するNOおよび(NO)2吸着の影響

Fe-N4ポルフィリン様グラフェンシートの特性に対するNOおよび(NO)₂吸着の影響