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J-GLOBAL ID:201702213377484056   整理番号:17A0657564

Brettanomyces/Dekkera腐敗酵母に対するKwktとPikt zymocins,二酸化硫黄と比較したにより誘起された損傷の評価【Powered by NICT】

Evaluation of damage induced by Kwkt and Pikt zymocins against Brettanomyces/Dekkera spoilage yeast, as compared to sulphur dioxide
著者 (4件):
資料名:
巻: 121  号:ページ: 207-214  発行年: 2016年07月 
JST資料番号: A0635A  ISSN: 1364-5072  CODEN: JAMIFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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目的:ここ数十年,飲料と食品中の腐敗酵母による汚染に対抗する生物学的ツールとしてzymocinsの使用は広く研究されている。Brettanomyces/Dekkeraワイン腐敗酵母に対する抗菌活性を有する,それぞれKwktとPikt,Kluyeromyces wickerhamiiとWickerhanomyces anomalusにより作製した二zymocinsによって誘起された損傷を調べた。【方法】と結果これらの蛋白質の両方の生理学的および生化学的特性化はPiktのみがβ-グルコシダーゼ活性とキラー活性の間の厳密な関係を示したことを明らかにした。KwktとPiktの最小発育阻止濃度および最小殺真菌濃度はBrettanomyces/Dekkera酵母に対する阻害活性を示した。細胞死のサイトフローメトリーによる評価は,細胞膜透過性及び細胞代謝の両方に基づいて,種々の培養時間でザイモシンレベルを増加させ蛍光法を用いた。KwktとPiktの抗微生物作用も二酸化硫黄の作用のモードと比較した。この最後の場合,生存しているがnoncultivable(VBNC)状態の誘導を確認し,培地交換後Brettanomyces酵母の回収であった。とは対照的に,KwktとPiktはこれらの酵母の不可逆的死を引き起こし,感受性細胞の回復しなかった。Brettanomyces/Dekkera酵母のコロニー形成と発生を制御するためのぶどう酒醸造における【結論】KwktとPiktは菌類の増殖阻止性あるいは殺菌剤生物防除剤として提案されている。研究の意義と影響:これらのデータは,感受性細胞に作用する二酸化硫黄の代わりにワイン汚染を低減するzymocinsの使用の可能性を支持する。二酸化硫黄,可逆VBNC状態を誘導することとは異なり,KwktとPiktは感受性酵母に不可逆的損傷を決定し,腐敗Brettanomyces酵母の完全な制御を確実にした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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ぶどう酒 

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