文献

J-GLOBAL ID：201702213927423669   整理番号：17A0124515

2011年春の航海中の中国東部の隣接海域の気象条件に関連する乾燥堆積した鉱物粒子の特性【Powered by NICT】

Characteristics of dry deposited mineral particles associated with weather conditions in the adjacent sea areas of East China during a cruise in spring 2011

著者 (5件)： Niu Hongya (Hebei University of Engineering) ,  Hu Wei (College of Environmental Sciences and Engineering, Peking University) ,  Pian Wei (Hebei University of Engineering) ,  Hu Min (College of Environmental Sciences and Engineering, Peking University) ,  Zhang Daizhou (Faculty of Environmental and Symbiotic Sciences, Prefectural University of Kumamoto)
資料名： Particuology  (Particuology)
巻： 28  ページ： 86-92  発行年： 2016年 
JST資料番号： C5030A  ISSN： 1674-2001  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1.3μmよりも大きく,乾燥沈着粒子は巡航中の明確な,曇天,霧条件下で収集した,3月23日から黄海と東シナ海を横断する2011年4月8日した。これらの地域では,気団がアジア大陸からの汚染流出により影響を受けた。乾性沈降粒子のサイズと元素組成を,走査電子顕微鏡を用いて調べた。これらの粒子の個数粒度分布はほぼ対数正規。明確な条件の下では,モードサイズは約5.0μm,平均直径6.9μmであった。雲と霧の多い条件下で,平均直径は5.7~6.0μmであったが,モードサイズは漠然としている。混合型の鉱物粒子,海塩及び混合鉱物海塩粒子が主要な粒子タイプであった。これに対応して,AlとSiが最も頻繁に検出された元素であった。K-,Ca-,及びS-含有粒子の頻度は,霧のかかった条件で最も高く,Naを含む粒子の頻度は最低であった。これらの結果は,霧は,粒子上の硫酸塩生成に有利であり,二次塩中でより豊富で堆積した鉱物粒子をもたらし,気象と同様に粒径に埋蔵された鉱物粒子の組成の依存性を考慮する重要性を示唆した。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： *乾性沈降 ,  硫酸塩 ,  東シナ海 ,  *気象 ,  気団 ,  走査電子顕微鏡 ,  *春 ,  粒径 ,  *鉱物 ,  *気象条件 ,  ナトリウム ,  粒度分布 ,  海塩核
準シソーラス用語： 海塩 ,  *鉱物粒子 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： 乾性沈着 ,  Mixture ,  海塩 ,  硫酸塩 ,  単一粒子解析 ,  海洋エーロゾル

分類 (1件)： 粒状物調査測定  (SB03060E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 春 ,  航海 ,  中国東部 ,  海域 ,  気象条件 ,  乾燥堆積 ,  鉱物粒子