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J-GLOBAL ID:201702213962818417   整理番号:17A0961969

農業ICT-IoT・ビッグデータ・AI活用で農業を成長産業へ-2 農業機械の自動化・ロボット化の現状と将来像

著者 (1件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 794-797  発行年: 2017年08月15日 
JST資料番号: G0427A  ISSN: 0447-8053  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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日本では農業従事者が減少し,特に技術を有する人材不足が問題となっているので農業を持続させるために,ロボット化を含めた超省力技術の開発が不可欠である。本論文では,使用者が圃場内や圃場周辺から監視することを前提とし,ネットワーク型リアルタイムキネマティクス-GPS(Global Positioning System)と姿勢角センサを活用する,ロボット農機の社会実装が目前の現状を示した。また,日本政府は2020年を目標として安全な遠隔監視によるロボット作業システムの実現を目指しているが,遠隔作業の電波がないこと,及び道路交通法によって行動をまたぐ圃場間移動ができないことが課題であることを論じた。さらに,人間が自動運転のロボットに搭乗して複数のロボットを監視することで作業効率を向上させるシステム,及びロボットが生育状態を認識して最適な作業を行うスマートロボットの実現を展望した。一方,中山間地域,農村地帯,起伏のある圃場ではGPSの補強信号として準天頂衛星システム「みちびき」から受信することで,信頼性が格段に向上することを示した。最後に,そうした農業ロボットの開発・普及には技術的課題に加え,制度の整備が重要であることを論じた。
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分類 (4件):
分類
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その他の情報処理  ,  電話・データ通信・交換一般  ,  農業経済,農業経営  ,  ロボットの運動・制御 
引用文献 (5件):
  • 日本学術会議 : IT・ロボット技術による持続可能な食料生産システムのあり方, 日本学術会議提言 (2008).
  • 日本経済再生本部 : ロボット新戦略(2015).
  • Noguchi, N. : Agricultural Automation - Fundamentals and Practices, Agricultural Vehicle Robot, pp.15-39 (2013).
  • 農林水産省 : 農業機械の自動走行に関する安全性確保ガイドライン (2017), http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/sizai/170331.html
  • 野口 伸 監修 : ICTを活用した営農システム-次世代農業を引き寄せる, ニューカントリー2015秋季増刊号 (2015).
タイトルに関連する用語 (13件):
タイトルに関連する用語
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