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J-GLOBAL ID：201702214358771833   整理番号：17A0367712

柔軟なグラファイトシートから調製したAlCl_3 FeCl_3とAlCl_3 CuCl_2を用いた高導電性で空気中で安定な金属塩化物三成分黒鉛層間化合物【Powered by NICT】

Highly electrically conductive and air-stable metal chloride ternary graphite intercalation compounds with AlCl₃-FeCl₃ and AlCl₃-CuCl₂ prepared from flexible graphite sheets

著者 (2件)： Matsumoto R. (Faculty of Engineering, Tokyo Polytechnic University, 1583 Iiyama, Atsugi, Kanagawa 243-0297, Japan) ,  Okabe Y. (Faculty of Engineering, Tokyo Polytechnic University, 1583 Iiyama, Atsugi, Kanagawa 243-0297, Japan)
資料名： Synthetic Metals  (Synthetic Metals)
巻： 222  号： PB  ページ： 351-355  発行年： 2016年 
JST資料番号： C0123B  ISSN： 0379-6779  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 二種類の金属の塩化物を含む三成分黒鉛層間化合物(GICs),すなわち,AlCl_3FeCl_3GICとAlCl_3CuCl_2GICは,グラファイトシート,PGSとGRAFOILの二種類から合成した。それらの電気伝導率と空気安定性は,導電性で空気中で安定なGICsを高度に電気的に同定するために評価した。それらの電気伝導率はFeCl_3とCuCl_2GICsのような二元GICsのそれよりも高いことが分かった。特に,PGS黒鉛シートから調製したAlCl_3CuCl_2GICは高い導電性と高い空気安定性を示すことが分かった。最高の電気伝導率は1.0×10~5Scm~ 1を超えていた。AlCl_3CuCl_2GICはAlCl_3CuCl_2三元GICドメイン及び/またはAlCl_3GICドメインの混合構造を持っていた。各領域の比率は反応時間とホスト黒鉛のタイプに依存した。PGSから調製したAlCl_3FeCl_3GICはFeCl_3GICsののみから構成されていることが見出され,それらの電気伝導率と空気安定したAlCl_3CuCl_2GICのそれよりもわずかに劣っていた。PGS黒鉛シートから調製したAlCl_3CuCl_2三元GICは高度に導電性で高度に空気安定と結論した。それ故,これは導電性材料としての実用的応用に利用のために高伝導性かつ空気中で安定なGICとして有望な候補である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *塩化物 ,  *グラファイト ,  導体材料 ,  混合構造 ,  電気伝導率 ,  反応時間 ,  *導電性 ,  *塩化銅
準シソーラス用語： *黒鉛層間化合物 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： 金属塩化物 ,  三成分黒鉛層間化合物 ,  電気伝導率 ,  空気安定性

分類 (3件)： 分子化合物  (CE02000C) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  単独重合  (CG04020S)

タイトルに関連する用語 (6件)： グラファイト ,  調製 ,  高導電性 ,  空気中 ,  塩化物 ,  黒鉛層間化合物