抄録/ポイント：
抄録/ポイント
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目的;脊髄型頸椎症(CERVICAL SPONDYLOTIC MYELOPATHY,CSM)患者の術後の生活の質の回復法則及び神経機能回復との関連性を分析する。方法;2008年2月~2013年5月に北京大学第三病院の整形外科に入院した280例のCSMを診断し、手術治療を受けた患者の資料を収集した。術前に改良JOAスコア(MJOA採点)を用いて患者の神経機能を評価し、SF-36を用いて患者の生活の質を評価し、術後3ケ月、1年と最後の追跡調査の間に上述の2つの評価方法を用いて患者に対する連続的フォローアップを行った。患者の神経機能と生活の質を,WILCOXON RANK-SUMによって評価し,生活の質と神経機能リハビリテーションの間の相関を,SPEARMAN相関検定によって評価した。被験者の動作特徴(RECEIVER OPERATING CHARACTERISTIC、ROC)曲線を用いて、MJOA採点の変化値、MJOAスコアの改善率、SF-36の生理的次元(PCS)及び心理的次元(MCS)の四つの指標が患者の主観評価における健康変化(HEALTH TRANSITION ITEM,HTI)の判断価値を評価した。ROC曲線下面積(AREA UNDER THE CURVE,AUC)を用いてROC曲線の正確性を評価し、同時にSPEARMAN相関検査を用いて4つの指標のHTIに対する敏感性と信頼性を更に検討した。【結果】;追跡調査期間は,50.5±10.3か月(24~84か月)であった。術後3カ月,1年および最後の追跡調査における神経機能改善率は,それぞれ(45.0±42.4)%,(64.4±31.6)%および(66.8±36.9)%であった。SF-36の各次元において、患者の術前の採点はすべて健常者より異なる程度の低下があった(P<0.05)。術後3ケ月に、全体の健康(GH)と社会機能(SF)の2項目を除いて、その他の各次元はいずれも著しく改善した(P<0.05)。術後1年および最後の追跡調査において,SF-36の8つの次元は,有意に改善した(P<0.05)。術後3カ月で,PCSは有意に改善されたが(P=0.000),MCSは術前と比較して有意に変化しなかった(P=0.103)。術後1年および最後の追跡調査において,PCSおよびMCSは有意に改善した(P<0.05)。術後3カ月、1年と最後の追跡調査時のHTIはそれぞれ2.27±1.06、1.84±0.90と1.84±0.88であった。術後3ケ月に、PCSの改善は神経機能の改善と有意な相関があった(P<0.05)。術後1年と最後の追跡調査において,PCSとMCSの改善は,神経機能の改善と相関していた(P<0.05)。術後3カ月のSF-36のPCSは,HTIに対して最も高い識別値(AUC=0.97,相関係数=-0.81)を示した。手術後1年でMJOAスコアの改善率(AUC=0.93,相関係数=-0.82);最後の追跡調査において,SF-36のMCSとHTIの間の相関は最も高く(相関係数=-0.67),MJOAスコアの改善率とHTIのAUCは最も大きかった(AUC=0.95)。結論;CSM患者の術後神経機能と生活の質は顕著に改善した。神経機能の改善は早期にPCSと相関し、中期はPCSとMCSの二つの方面と関係がある;CSM患者の術後フォローアップ時間の変化に伴い、患者の主観評価を判断する最も有効な指標は異なる。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】
