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J-GLOBAL ID:201702214962073471   整理番号:17A0831557

MgとMg基合金表面に及ぼすアルギニン,グリシン,アスパラギン酸の吸着:第一原理研究【Powered by NICT】

Adsorption of arginine, glycine and aspartic acid on Mg and Mg-based alloy surfaces: A first-principles study
著者 (8件):
資料名:
巻: 409  ページ: 149-155  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0707B  ISSN: 0169-4332  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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MgおよびMg基合金の表面上での生体分子の吸着挙動を研究するバイオテクノロジーにおける関連応用のための基本的かつ重要な役割を持っている。本研究では,系統的にRGDトリペプチドを形成し,種々のドーピング(Zn,Y,Nd)を持つMg(0001)表面上の,すなわち,Arg(アルギニン),Gly(グリシン)とAsp(アスパラギン酸),三つの典型的なアミノ酸の吸着特性を研究し,比較し,生体分子とMgおよびMg基生体材料の間の適切な結合の実現を目指している。著者らの結果は,表面に結合した官能基の平坦な吸着配置は,三種類全ての選択されたアミノ酸のエネルギーに適していることを示した。特に,清浄Mg(0001)表面上のアミノ酸吸着のための,Argの吸着エネルギー(E)が最も安定な配置では 1.67eVであり,表面と結合したアミノ基とグアニジル基を有することが分かった。しかし,Gly(Asp)はアミノ基とカルボキシル基を介して表面と結合し, 1.16eV( 1.15eV)結合エネルギーを持つことが分かった。2%ZnをドープしたMg(0001)合金表面(Mg-Zn(2%))について,Eは有意にArg,Gly及びAspで 1.91eV, 1.32eVと 1.35eVに増加した。一方Mg-Y(1%)とMg-Nd(1%)は三アミノ酸の吸着を弱めた。,電荷移動分析と組み合わせた投影状態密度(PDOS)によるアミノ酸と表面間の結合特性の詳細な議論を行った。著者らの研究は,アミノ酸とMgおよびMg基合金表面の間の相互作用に関する包括的な理解を提供し,バイオテクノロジーにおけるバイオセンシング,ドラッグデリバリー,生体分子被覆と他の分野におけるMgおよびMg基生物医学合金の応用を促進した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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物理的手法を用いた吸着の研究  ,  防食  ,  化成処理 

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