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J-GLOBAL ID:201702215071436489   整理番号:17A0704200

細菌と骨形成分化に影響を及ぼすに対するバンコマイシンをドープした格子状構造を有するマイクロパターン化チタン被覆【Powered by NICT】

Micro-patterned titanium coatings with a grid-like structure doped with vancomycin against bacteria and affecting osteogenic differentiation
著者 (9件):
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巻:号: 32  ページ: 19565-19575  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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チタンとその合金は,整形外科手術で広く使用されている。しかし,Tiインプラント関連感染はチタンインプラントの失敗の主要な原因であり続けている。本研究では,抗菌活性および骨形成性分化に対するバンコマイシンをドープしたマイクロパターン化されたチタン被覆の影響を調べ,不活性チタンの生物活性を改善することを目的とした。マイクロパターンはチタン上に作製した,リン酸カルシウム骨セメントとバンコマイシンは抗菌活性のための表面上の格子状構造を有するマイクロパターン化されたチタン上にドープした。Staphylococcus aureusとメチシリン耐性S.aureusは,散布プレート法,共焦点レーザ走査顕微鏡と走査電子顕微鏡を用いて6h,24h,3Dおよび7Dでの細菌接着と生物膜形成を調べるために適用した。ヒト骨髄間葉系幹細胞は,チタン基板の細胞生体適合性および骨形成分化を検討するために使用した。結果は,バンコマイシンは6日以内にマイクロパターン化されたチタンに放出でき,バースト放出を減少することを示した。格子状構造を持つリン酸カルシウム骨セメントバンコマイシンをドープしたマイクロパターン化されたチタンは7日間細菌感染に抵抗することができた。チタン基板を用いたヒト骨髄間葉系幹細胞の骨形成性分化は微細パターン形成Ti(Tp)とCPC VCMをドープした微細パターンTi(TV)のアルカリ性ホスファターゼ活性とアリザリンレッド染色半定量分析により解析し,7Dおよび14Dでパターン形成(T0)の有無のTiのそれより高いことを実証した。リアルタイムPCRもTpとTVアップレギュレートされヒトアルカリ性ホスファターゼ,7日でI型コラーゲンとオステオポンチンは,14日間培養後にアップレギュレートされていることを示した。in vitro研究は,格子状構造表面とマイクロパターン化されたチタン上にドープしたリン酸カルシウム骨セメントバンコマイシンは,骨形成分化を促進する細菌に対する多機能性チタンを作製するための有望なアプローチであることを示した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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歯科材料  ,  医用素材 
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