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J-GLOBAL ID:201702215932245037   整理番号:17A0308677

Fボックス蛋白質遺伝子の過剰発現はArabidopsisにおける子葉静脈パターン形成を破壊する【Powered by NICT】

Overexpression of an F-box protein gene disrupts cotyledon vein patterning in Arabidopsis
著者 (5件):
資料名:
巻: 102  ページ: 43-52  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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植物血管パターン形成は複雑である。しかし,血管パターン形成の詳細な分子機構はまだ知られていない。本研究では,シロイヌナズナのF-boxモチーフ遺伝子,FBXLを,cDNA末端(RACE)法の3′迅速増幅を用いて単離した。遺伝子は468アミノ酸残基をコードする1407ヌクレオチドのコード配列を含んでいた。アミノ酸配列分析から,この遺伝子はN末端F-ボックスモチーフを持つ蛋白質,中間LRRモチーフとC末端でFBDモチーフをコードしていることを明らかにした。FBXLプロモータ-β-グルクロニダーゼ(GUS)と35SプロモーターFBXLベクターはFBXL遺伝子の機能を理解するために構築し,形質転換したArabidopsis thalianaに入れた。GUS発現分析は,FBXLは根,茎,葉,花序の維管束組織で特異的に発現したことを示した。ArabidopsisにおけるFBXL過剰発現は子葉における異常な葉脈パターンをdisplaid。FBXL発現は,外因性オーキシンにより誘導されなかったとその転写物蓄積は内生オーキシンの分布と重複しなかった。これらの結果は,FBXLはオーキシン非依存性経路を介して子葉静脈パターン形成に関与する可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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植物生理学一般  ,  遺伝子発現 

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