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J-GLOBAL ID:201702216276726170   整理番号:17A0754583

ドキソルビシンの効率的負荷と放出のためのメルカプタン酸修飾した両親媒性共重合体【Powered by NICT】

Mercaptan acids modified amphiphilic copolymers for efficient loading and release of doxorubicin
著者 (6件):
資料名:
巻: 153  ページ: 220-228  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0541A  ISSN: 0927-7765  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本論文では,四種類のメルカプタン酸類で修飾した両親媒性共重合体mPEG b PATMC g SRCOOH(R=CH_2,CH_2CH_2,(CH_2)10及びCH(COOH)CH_2)はPEG b PATMCの側鎖炭素-炭素二重結合とチオグリコール酸,3-メルカプトプロピオン酸,11-メルカプトウンデカン酸または2-メルカプトこはく酸のチオール基の間のチオール-エン「クリック」反応によって合成することに成功した。DLSおよびTEM測定は,すべてのmPEG b PATMC g SRCOOH共重合体は自己組織化DOX負荷前と後で,球形で分散したミセルを形成することを示した。正に帯電したDOXは,相乗的疎水性と静電相互作用を介して共重合体ミセルに負荷できた。全てのDOX負荷mPEG b PATMC g SRCOOHミセルは,イオン強度とpHの条件により調整可能な初期バースト無しで持続的な薬物放出挙動を示した。特にmPEG b PATMC g S(CH_2)10COOH(P3)ミセルの場合には,適切な疎水性と電荷密度はDOX負荷効率を改善するのに有益であるのみならず,それらは,より小さな粒子サイズ,より高いミセル安定性とよりタイムリーなドラッグデリバリーを得るためにも良好であった。共焦点レーザ走査顕微鏡(CLSM)およびMTTアッセイは,癌細胞に対するmPEG b PATMC g SRCOOHミセルと強力な細胞毒性活性により運ばれたDOXの効率的な細胞取込を示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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物理薬剤学  ,  高分子固体のその他の性質 

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