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J-GLOBAL ID：201702216997153022   整理番号：17A0474923

Fe2Mn C合金におけるベイナイトの粒界核生成における変異体選択【Powered by NICT】

Variant selection in grain boundary nucleation of bainite in Fe-2Mn-C alloys

著者 (3件)： Kaneshita T. (Department of Metallurgy, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan) ,  Miyamoto G. (Institute for Materials Research, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan) ,  Furuhara T. (Institute for Materials Research, Tohoku University, 2-1-1 Katahira, Aoba-ku, Sendai 980-8577, Japan)
資料名： Acta Materialia  (Acta Materialia)
巻： 127  ページ： 368-378  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0316A  ISSN： 1359-6454  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 炭素含有量が0.2~0.75mass%の範囲でFe2mass%Mn-C合金のベイナイト組織のバリアント選択に及ぼす変態温度と炭素含有量の影響は673と773の間で変態温度で調べた。ベイナイトフェライト(BF)の単一変異体は773Kと0.2mass%C合金673で形質転換で変態した全ての合金におけるオーステナイト粒界で核形成した。多重変異体は673Kで炭素含有量の増加に伴うγ粒界で核形成における選択される傾向があった。γ粒界でのBFの核形成のバリアント選択則は,(1)オーステナイト結晶粒の両側と近Kurdjumov-Sachs(K S)方位関係,(2)成長方向の平行関係と(3)オーステナイト結晶粒境界面に晶癖面,および(4)変態歪の塑性緩和に関して解析した。解析は(1)を調べルールの中で最強であり,規則を満たす(1)BFの割合は低い炭素含有量とより高い変態温度で高くなることを明らかにした。則を満たす(2)BFの比率は調べた全ての条件下で低いが,ルール(3)および(4)の効果は,より高い炭素含有量で増大した。観察されたバリアント選択則は高炭素合金と高いオーステナイト強度は低炭素鋼に現れるものとは異なるバリアント選択をもたらし,また自己調節の増強をもたらすことを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *結晶粒界 ,  転移温度 ,  結晶粒 ,  *核形成 ,  炭素 ,  形質転換 ,  *合金 ,  晶癖 ,  低炭素鋼 ,  オーステナイト ,  *ベイナイト
準シソーラス用語： EBSD ,  変態歪 ,  炭素量 ,  *バリアント選択 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： バリアント選択 ,  電子後方散乱回折 ,  ベイナイト鋼 ,  方位関係

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  金属相変態  (CB03020W)

タイトルに関連する用語 (4件)： ベイナイト ,  粒界 ,  核生成 ,  変異体選択