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J-GLOBAL ID:201702217026965562   整理番号:17A0453418

ホルスタインウシ半けん様筋の解明プロテオーム変化と無標識質量分析により分析した死後貯蔵中における肉の変色との関係【Powered by NICT】

Unraveling proteome changes of Holstein beef M. semitendinosus and its relationship to meat discoloration during post-mortem storage analyzed by label-free mass spectrometry
著者 (12件):
資料名:
巻: 154  ページ: 85-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0073A  ISSN: 1874-3919  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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無標識プロテオミクスは,ホルスタインウシの半腱様筋(SM)のプロテオーム変化に及ぼす死後貯蔵時間(4°C±1°Cで0 4及び9日)の影響を特性化するために適用し,特異的に豊富な蛋白質および肉色形質間の相関を調べた。赤み(a*)値は,死後貯蔵時に有意に(P<0.05)減少し,一方,メトミオグロビンの相対的割合は9日目に0日での16.99%から有意に増加した(P<0.05)40.26%であった。有意な変化(1.5倍以上の変化,P<0.05)の合計118の蛋白質が4日対0日,9日対日0,および9日vs.4日の比較により同定した。これらの蛋白質の主成分及び階層的クラスタ分析を行い,その結果は,種々の貯蔵時間から試料の間でも明確な判別を示した。十八の差次的に豊富な蛋白質は肉のa*値と密接に相関していた。バイオインフォマティクス分析はこれらの蛋白質の大部分は解糖およびエネルギー代謝,電子移動過程,及び抗酸化機能,肉変色とこれらの生物学的過程の間に横たわる関係を意味するに関与していることを明らかにした。死後貯蔵および小売陳列中の肉色の安定性を改善するために科学者への挑戦である。しかし,肉変色に関与する機構は,完全には解明されておらず,肉変色の研究における無標識プロテオミクスの適用は報告されていない。著者らの研究は,無標識プロテオミクスを介した肉のa*値と相関していることをホルスタイン牛のSM筋におけるいくつかの重要な蛋白質を発見した。バイオインフォマティクス解析は,これらの特異的に豊富な蛋白質のいくつかは解糖およびエネルギー代謝,電子移動過程,及び抗酸化機能,肉変色とこれらの生物学的過程の間に横たわる関係を意味するに関与していることを明らかにした。これらの結果は,複雑な生化学的変化の理解と肉変色に関与する基本的分子機構に理論的基礎を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  蛋白質・ペプチド一般 

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