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J-GLOBAL ID：201702217185489465   整理番号：17A0182723

切削現象の可視化技術 工作物の剛性を考慮した切削プロセスのデザイン

著者 (2件)： 松原厚 (京大 大学院工学研究科) ,  WANG Jun (京大 大学院工学研究科)
資料名： 砥粒加工学会誌  (Abrasive Technology)
巻： 61  号： 2  ページ： 71-74  発行年： 2017年02月01日 
JST資料番号： L0473A  ISSN： 0914-2703  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 従来の切削プロセスの工程設計では,剛性が低い工作物の加工では,切削抵抗による変形や振動が問題となり,最終精度の保証が難しくなる。そこで,本稿では,工作物の低剛性化に起因する加工の問題を扱った従来のいくつかの研究を解説しながら,筆者らが行なって来た切削プロセス(エンドミル加工)の設計方法を紹介した。まず,低剛性工作物に対する従来の加工方法に関して,アルミニウム平板加工(厚さ1mm)の加工結果として,切削抵抗と加工点変位の関係とびびり振動が発生した加工面の状態について,また,ねじれ角と加工方向による切削抵抗の低減方法における切削力と壁側変位について,さらに,加工順序を考慮する方法について解説した。しかし,これら従来の方法は,経験則によるため,トライアンドエラー的に実施しなければならなかった。そこで,筆者らは,剛性を考慮した切削パスの生成によって加工点変位を抑制する方法を開発し,そのアルゴリズムと計算例として,3軸加工の場合及び5軸加工の例を示した。

シソーラス用語： 工作物 ,  *剛性 ,  *プロセス設計 ,  アルミニウム ,  金属板 ,  平板 ,  びびり振動 ,  発生 ,  経路 ,  抑制 ,  *変位 ,  アルゴリズム ,  数値計算 ,  多軸工作機械 ,  マシニングセンタ ,  エンドミル ,  点 ,  *エンドミル加工 ,  工具経路 ,  現象
準シソーラス用語： *3軸加工 ,  アルミニウム板 ,  ボールエンドミル ,  *ボールエンドミル加工 ,  *加工経路 ,  *経路生成 ,  計算アルゴリズム ,  *五軸加工 ,  *材料剛性 ,  *切削現象 ,  *切削点 ,  多軸加工 ,  低剛性 ,  *変位低減

分類 (1件)： フライス加工  (QC02030R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 切削 ,  現象 ,  可視化技術 ,  工作物 ,  剛性 ,  プロセス ,  デザイン