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J-GLOBAL ID:201702217324838831   整理番号:17A0156213

Tethyan Relict Capparis spinosa (フウチョウソウ科)の地理構造は西ヒマラヤや,天山山脈や,隣接砂漠地域における更新世の地質的および気候的変化を追う

Phylogeographic Structure of a Tethyan Relict Capparis spinosa (Capparaceae) Traces Pleistocene Geologic and Climatic Changes in the Western Himalayas, Tianshan Mountains, and Adjacent Desert Regions
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資料名:
巻: 2016  号: Molecular Biology  ページ: ROMBUNNO.5792708 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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氷河と間氷期の交代は,温帯植物の現在の不連続な遺伝的パターンをさらに形作ると推定される一方で,複雑な地質学的な動きは,花木構造へ多かれ少なかれ影響を与えたり,を変えたりした。ここで著者らは,乾生形態のテチス海残存生物であるCapparis spinosaを,その分岐パターンについて議論し,更新世の地質学的および気候的変化に段階的にどのように応答したかを検討する。3つのcpDNA断片(trnL-trnFや,rps12-rp12およびndhF)に基づいて,31個の集団からの267個体をサンプリングし,24個のハプロタイプを同定した。SAMOVAは,31の集団を5つの主要なクレードにクラスター化した。AMOVAは,それらの間の遺伝子流動が分断分布によって制限されるかもしれないことを示唆している。分子時計の日付は,ヒマラヤ山脈と天山山脈の激しい隆起の時代と一致して,更新世初期には種内分岐が始まり,更新世中期に強化されたことを示している。種分布のモデリングは,氷河が進んだ寒冷気候の結果として,最終氷期(LGM)の期間中における高山での範囲の減少を示唆し,一方天山山脈の中程度の標高の渓谷は待避地として役立ったように見える。一方,低高度の砂漠地帯の集団は,高度な遺伝的多様性によると,おそらく氷河の影響を受けたにすぎない。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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植物生態学 

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