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J-GLOBAL ID：201702217326380376   整理番号：17A0703931

Dy~3+/Mn~4+を同時ドープしたCa_14Zn_6Ga_10O_35蛍光体の高効率赤色発光と多重エネルギー移動特性【Powered by NICT】

Highly efficient red emission and multiple energy transfer properties of Dy³⁺/Mn⁴⁺ co-doped Ca₁₄Zn₆Ga₁₀O₃₅ phosphors

著者 (4件)： Zhou Yiyang (School of Physics and Optoelectronic Engineering Guangdong University of Technology, Guangzhou 510006, China. [e-mail]) ,  Zhao Weiren ,  Chen Junhua ,  Liao Zifeng
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 28  ページ： 17244-17253  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 固相反応法により合成した新しいDy~3+/Mn~4+を共ドープしたCa_14Zn_6Ga_10O_35蛍光体。370nmから500nmの範囲の強い青色発光はCa_14Zn_6Ga_10O_35ホストで観察され,トンネリング過程を通したドナー-アクセプタ対の再結合に起因した。それぞれ64.4%と56.2%の高い内部及び外部量子効率はMn~4+をドープしたCa_14Zn_6Ga_10O_35 310nmの励起下で得られた。外部量子効率はMn~4+をドープした酸化物の報告された最高の一つである。Ca_14Zn_6Ga_10O_35:Mn~4+の温度依存量子効率も測定し,温度と励起光の変化しない吸収を示した。Ca_14Zn_6Ga_10O_35:Dy~3+,Mn~4+蛍光体では,ホストからDy~3+とDy~3+からのMn~4+への多重エネルギー移動が観察され,双極子-双極子相互作用の結果であることを確認した。発光は異なるDy~3+/Mn~4+濃度比に応じて深青色から白色に紅色,暖白色発光は,色度座標(0.345,0.275),CCT3525KとCRI87で実現できた。これらの結果は,Ca_14Zn_6Ga_10O_35:Mn~4+蛍光体を固相照明のための高効率赤色蛍光体として有望な用途を持つことを示唆しているが,Dy~3+/Mn~4+を共ドープしたCa_14Zn_6Ga_10O_35蛍光体は単相白色蛍光体として用いることができる。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： ドナー-アクセプタ対 ,  *ドーピング ,  双極子相互作用 ,  色度 ,  温度依存性 ,  *蛍光体 ,  *発光 ,  *エネルギー移動 ,  固相 ,  量子効率 ,  励起 ,  固相反応
準シソーラス用語： 外部量子効率 ,  青色発光 ,  *高効率 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 発光素子  (NC03082G) ,  半導体のルミネセンス  (BM08092S)

タイトルに関連する用語 (6件)： ドープ ,  蛍光体 ,  高効率 ,  赤色発光 ,  多重 ,  エネルギー移動