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J-GLOBAL ID:201702217939969152   整理番号:17A0337248

Chinsurah Boro II型細胞質雄性不稔イネ(ssp.ジャポニカ)系統の稔性回復に対するRf5との能力

Ability of Rf5 and Rf6 to Restore Fertility of Chinsurah Boro II-type Cytoplasmic Male Sterile Oryza Sativa (ssp. Japonica) Lines
著者 (8件):
資料名:
巻: 10  号:ページ: 10:2 (WEB ONLY)  発行年: 2017年12月 
JST資料番号: U7002A  ISSN: 1939-8425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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(バックグラウンド)3系統イネ(ssp.ジャポニカ)雑種をChinsurah Boro II(BT)型細胞質雄性不稔(CMS)を用いて開発した。Rf1遺伝子はBT型CMS系統類の稔性を回復し,それは稔性回復遺伝子(Rf)としてだけでなく3系統ジャポニカ雑種を生産するためにも使用された。BT型回復系統類の育種のためにより多くの遺伝子を用いることは回復系統類の遺伝的多様性を広げ,BT型ジャポニカ雑種の雑種強勢を改良するための実用的方法である。(結果)BT型CMS植物の稔性回復に関与した‘93-11’からの2つの主要なRf遺伝子を同定した。これらの遺伝子類はジャポニカ品種‘Nipponbare’とインディカ品種‘93-11’間のから導出した再順序づけ染色体部分置換系統から同定された。分子マッピング結果により,これらの遺伝子類がRf5とRf6であり,Honglian型CMS系統類の稔性を回復するのはRf遺伝子であることを示した。BT型F1雑種はRf5またはRf6のどちらかをもち,正常な結実率を示したが,Rf6をキャリアしたF1植物は熱ストレス条件下でRf5をキャリアする植物より安定な結実率を示した。さらに,Rf5とRf6の両方をキャリアしたF1雑種の結実率はRf遺伝子のみをキャリアしたF1植物のそれよりも安定であった。(結論)Rf6はBT型ジャポニカ回復系統類の育種のための重要な遺伝資源である。この発見はBT型ジャポニカ雑種の育種に興味のある育種家にとり有効であろう。(翻訳著者抄録)
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分類 (3件):
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稲作  ,  作物の品種改良  ,  分子遺伝学一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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