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J-GLOBAL ID:201702218290910352   整理番号:17A0495918

キナゾリノン誘導体:α-グルコシダーゼ阻害機構の合成と比較

Quinazolinone derivatives: Synthesis and comparison of inhibitory mechanisms on α-glucosidase
著者 (9件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 1303-1308  発行年: 2017年02月15日 
JST資料番号: W0556A  ISSN: 0968-0896  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,8つのキナゾリノン誘導体を設計し,合成した。α-グルコシダーゼに対するそれらの阻害活性をin vitroで評価した。2つの化合物:2-(4-クロロフェニル)-キナゾリン-4(3H)-オン(CQ)および2-(4-ブロモフェニル)-キナゾリン-4(3H)-オン(BQ)のα-グルコシダーゼに対するIC50値はそれぞれ12.5±0.1μMおよび15.6±0.2μMであった。分光学的方法により,両化合物のα-グルコシダーゼに対する阻害メカニズムを分析した。その結果,α-グルコシダーゼを非競合的な方法で可逆的に阻害することを明らかにした。CQおよびBQは阻害剤α-グルコシダーゼ複合体形成によって蛍光スペクトルを静的に消光できた。CQとα-グルコシダーゼとの相互作用は水素結合,静電気および疎水力に依存するが,BQと酵素との結合の駆動力は疎水性であった。ドッキング結果は,酵素との相互作用が弱いために,α-グルコシダーゼに対する活性がCQよりBQで低いことを示した。まとめると,本研究で同定したキナゾリノン誘導体は新規の抗糖尿病薬として開発される可能性がある有望な候補であった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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著者キーワード (4件):
分類 (3件):
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酵素製剤・酵素阻害剤の基礎研究  ,  窒素複素環化合物一般  ,  糖質代謝作用薬の基礎研究 
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