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J-GLOBAL ID：201702218299553491   整理番号：17A0903587

二次元ネットワークにおけるデータ同化による交通状態推定に関する研究

STUDY ON TRAFFIC STATE ESTIMATIONBY DATA ASSIMILATION IN TWO DIMENSIONAL NETWORK

著者 (3件)： 川崎洋輔 (東北大 大学院情報科学研究科) ,  原祐輔 (東大 大学院工学系研究科) ,  桑原雅夫 (東北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 土木計画学研究・講演集(CD-ROM)  (土木計画学研究発表会・講演集(CD-ROM))
巻： 55  ページ： ROMBUNNO.20-06  発行年： 2017年05月29日 
JST資料番号： X0119B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,プローブデータと交通流モデルの融合による二次元ネットワークのリアルタイムな交通モニタリング手法を提案する。交通管制では,主要路線や代替路線,その他あらゆる路線の情報を収集し,二次元ネットワーク全体の交通状況をモニタリングした上で,交通制御・情報提供することが重要である。しかし,観測データはスパースかつ観測誤差が存在するため,一般的には,モデルにより交通状態推定を行う。二次元ネットワークの交通状態推定では,単路部(一次元)と異なり,利用者の経路選択行動のモデル化とモデルに入力するOD需要の推定が必要である。そこで,本研究では,経路選択を考慮した交通流モデルにプローブ車両から得られる車両密度と分岐率のデータを同化する状態空間モデルを構築した。構築した状態空間モデルはプローブデータの観測誤差を考慮して,OD需要の目的地構成率と交通状態を同時に推定可能である。交通シミュレーションによるモデル検証の結果,提案したモデルは良好な渋滞推定精度を得られた。(著者抄録)

シソーラス用語： *データ同化 ,  *交通流 ,  監視 ,  交通モデル ,  測定データ ,  交通制御 ,  *交通調査 ,  道路網 ,  経路選定 ,  システムモデル ,  交通混雑 ,  交通量
準シソーラス用語： 交通モニタリング ,  プローブデータ ,  観測データ ,  交通管制 ,  状態空間モデル ,  OD交通量

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (4件)： データ同化 ,  交通 ,  状態推定 ,  研究