文献

J-GLOBAL ID：201702218465236545   整理番号：17A0045196

CLT関連告示と構造設計への活用法 III.CLTの設計早わかり|CLT材料の品質および強度 JAS規格が定める品質

著者 (1件)： 宮武敦 (森林総合研)
資料名： 建築技術
号： 805  ページ： 118-119  発行年： 2017年01月17日 
JST資料番号： F0142A  ISSN： 0022-9911  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： JAS規格の適用範囲:「直交集成板の日本農林規格(以下,JAS規格)」は平成25年12月に制定された。その適用範囲は「ひきいた又は小角材をその繊維方向を互いにほぼ平行にして幅方向を並べ又は接着したものを,主としてその繊維方向を互いにほぼ直角にして積層接着し3層以上の構造を持たせた一般材」である。JAS認定品に表示する事項:林産物の規格の考え方に則った,品名,強度等級,種別,接着性能,樹種名,寸法,幅はぎ評価プライ,ホルムアルデヒド放散量,製造業者または販売業者(輸入品にあっては輸入業者),を解説している。試験方法:接着の程度を確認する試験とし,浸せき剥離試験,煮沸剥離試験,減圧加圧剥離試験およびブロックせん断試験が規定されている。製品の強度性能に関する試験とし,ラミナの曲げB試験,ラミナの曲げC試験もしくはラミナの引張試験,製品の曲げ試験が規定されており,それぞれ基準値が設けられている。

シソーラス用語： 木構造 ,  *集成材 ,  *パネル ,  *積層材料 ,  改良木材 ,  *JAS【規格】 ,  *品質 ,  *強度 ,  試験
準シソーラス用語： *CLT【木材】 ,  日本農林規格 ,  試験方法

分類 (3件)： 木構造  (RA04020P) ,  建設材料試験  (RA06020D) ,  木質材料の製造・加工一般  (FF05031B)

タイトルに関連する用語 (7件)： CLT ,  告示 ,  構造設計 ,  活用法 ,  設計 ,  JAS ,  規格