文献
J-GLOBAL ID:201702218541255817   整理番号:17A0310005

細胞質Cu-ZnスーパーオキシドジスムターゼSOD1はFusarium graminearumの菌糸成長及び病原性に寄与する【Powered by NICT】

A cytoplasmic Cu-Zn superoxide dismutase SOD1 contributes to hyphal growth and virulence of Fusarium graminearum
著者 (7件):
資料名:
巻: 91  ページ: 32-42  発行年: 2016年06月 
JST資料番号: W0857A  ISSN: 1087-1845  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)は,スーパーオキシドラジカルのスカベンジャー,細胞における主要な反応性酸素種(ROS)の一つである。SOD ROS消去系は細胞内および細胞外のROSに対する第一線の防御を構成するが,重要な穀物病原体Fusarium graminearumにおけるSODの役割はあまり明らかでない。はF.graminearumゲノムにおける五つのSOD遺伝子は,細胞質Cu-Zn SOD1とMnSOD3,ミトコンドリアMnSOD2とFeSOD4および細胞外CuSOD5をコードしていた。以前の研究は,SOD1の発現はコムギ子葉鞘と小花の感染中に増加したことを報告した。本研究では,組換SOD1蛋白質はin vitroでスーパーオキシドジスムターゼ活性を有し,SOD1mRFP融合蛋白質はF.graminearumの細胞質に局在することを示した。Δsod1変異体はわずかに減少した菌糸成長を有し,細胞内ROS発生器メナジオンへの感受性を著しく増加させた。細胞外酸化ストレス下での分生子発芽は変異体でdelaidであった。コムギ小花感染アッセイはΔsod1変異体は減少した病原性を持つことを示した。Δsod1変異体はデオキシニバレノールマイコトキシンの産生の有意の減少を示した。著者らの結果は,細胞質Cu-Zn SOD1は細胞内スーパーオキシドラジカルの解毒に及ぼす真菌増殖はに影響を及ぼし,SOD1仲介デオキシニバレノール産生は,コムギ頭部感染におけるF.graminearumの病原性に寄与することを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物の生化学  ,  生物学的機能 

前のページに戻る