文献
J-GLOBAL ID:201702219059027342   整理番号:17A0370613

アルカリ加熱処理ポリ(エチレングリコール),フィブロネクチンとヘパリンの固定化による修飾したマグネシウム合金の腐食抵抗性と生体適合性【Powered by NICT】

Corrosion resistance and biocompatibility of magnesium alloy modified by alkali heating treatment followed by the immobilization of poly (ethylene glycol), fibronectin and heparin
著者 (8件):
資料名:
巻: 70  号: P1  ページ: 438-449  発行年: 2017年 
JST資料番号: W0574A  ISSN: 0928-4931  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
近年,マグネシウム合金は,生分解性金属生体材料が,in vivoでのそれらの制御不能な生物分解速度の一種としてますます注目を集めていると限られた表面の生体適合性は,その臨床応用を妨げている。本研究では,腐食耐性および生体適合性を改善する目的で,マグネシウム合金(AZ31B)表面はアルカリ加熱処理とそれに続く3-アミノプロピルトリメトキシシラン(APTMS)の自己集合によって修飾した。続いて,ポリ(エチレングリコール)(PEG)とフィブロネクチンまたはフィブロネクチン/ヘパリン複合体を連続的に改質表面上に固定化した。減衰全反射Fourier変換赤外分光法(ATR FTIR)およびX線光電子分光法(XPS)の結果は,上記分子は,マグネシウム合金表面上に固定化することに成功したことを確認した。優れた親水性表面はアルカリ加熱処理後に得られたが,親水性はAPTMSの自己集合後ある程度減少し,表面親水性は,PEG,フィブロネクチンまたはフィブロネクチン/ヘパリン複合体の固定化後に再び徐々に改善した。制御マグネシウム合金の腐食抵抗はアルカリ加熱処理により著しく改善された。APTMSの自己集合とPEGの固定化は,基板の耐食性を増強したが,フィブロネクチンまたはフィブロネクチン/ヘパリン複合体のグラフト化は耐食性を低下させた。元マグネシウム合金と比較して,PEGとフィブロネクチン/ヘパリン複合体の固定化により改質したサンプルは溶血試験および血小板接着ならびに活性化部分トロンボプラスチン時間(APTT)の結果に基づくと,より良い血液適合性を示した。さらに,修飾基質は改良された防食とフィブロネクチンの導入による内皮細胞への良好な細胞適合性を有していた。フィブロネクチンまたはフィブロネクチン/ヘパリン複合体により修飾される基質は内皮細胞の接着と増殖を促進することができる。全てのこれらの結果を考慮して,本研究の方法は,同時に内皮細胞への良好な腐食耐性,良好な血液適合性と良好な細胞適合性を付与するためにマグネシウム合金の表面改質に用いることができる。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
医用素材 

前のページに戻る