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J-GLOBAL ID:201702219170896578   整理番号:17A0405247

水相の共反応物としてのセリシンを組み込むことによるポリ(ピペラジンアミド)ナノろ過膜の増強された選択透過性と汚損抵抗性の両方【Powered by NICT】

Enhanced both perm-selectivity and fouling resistance of poly(piperazine-amide) nanofiltration membrane by incorporating sericin as a co-reactant of aqueous phase
著者 (10件):
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巻: 523  ページ: 282-290  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0669A  ISSN: 0376-7388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,選択透過性と耐汚染性の両方が強化されたフラットシート薄膜複合ポリ(ピペラジンアミド)をベースにしたナノろ過膜の製造に焦点を当てた。セリシンはポリスルホン多孔質担体の表面にトリメソイルクロリド(TMC)との界面反応を通した選択的スキン層を形成するためにピペラジン(PIP)の共反応物として使用した。セリシンの種々の含有量で調製された膜は膜物理化学的および透過特性に及ぼすセリシンの取込の影響を調べるために特性化厳密にした。ATR-FTIRとEDX分析は,形成された活性層,静電反発効果を増強を介してNa_2SO_4排除率を維持しながら,膜の細孔径を大きくし,表面親水性を増加させることによって膜水透過流束を著しく高めることを明らかにしたセリシンの取込を確認した。強化された水透過性と溶質の選択性の両方を持つ膜は,セリシンの含有量を制御することにより調製することができた。例えば,PIP水溶液にセリシンの0.06%(w/v)を添加することにより,純水透過性は36.7%向上した,Na_2SO_4除去はPIP-TMC膜の97.5%を残存した,混合NaCl/Na_2SO_4溶液への選択性は21.2から25.2へ増加した。さらに,セリシンの導入はウシ血清アルブミンへの改良されたファウリング抵抗を有する膜を与えることが分かった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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膜分離 

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