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J-GLOBAL ID:201702219189434719   整理番号:17A0292053

慢性関節リウマチにおけるメトトレキセートおよびレフルノミド治療反応性の差異に関する遺伝マーカとしての-174G/Cインターロイキン-6遺伝子プロモータ多型

The -174G/C Interleukin-6 Gene Promoter Polymorphism as a Genetic Marker of Differences in Therapeutic Response to Methotrexate and Leflunomide in Rheumatoid Arthritis
著者 (23件):
資料名:
巻: 2016  号: Rheumatology  ページ: ROMBUNNO.4193538 (WEB ONLY)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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目的:メトトレキセート(MTX)またはレフルノミド(LEF)に対する治療反応性が不良の原因とIL-6-174G/C多型との関連の評価。方法:本前向きコホートの観察研究は,中度または重度関節リウマチ(RA)の96人のメキシコ人患者を対象とし,MTXまたはLEF治療後PCR-RFLPによりIL-6-174G/C多型の遺伝子型を決定された。治療反応性を厳密に定義し,患者が寛解か疾患活動度が低い場合のみ(DAS-28<3.2)とした。結果:MTXまたはLEF投与患者は慢性関節リウマチ評価基準DAS-28が有意に低下した(p<0.001)。それにもかかわらず,3及び6か月でDAS-28<3.2を達成したのはわずか14%及び12.5%であった。これら薬剤いずれを投与した場合でも6か月後,-174G/G遺伝子型キャリア(56%)はGC遺伝子型キャリアと比較して治療成績が不良になるリスクが高かった(RR:1.19,95%CI:1.07~1.56)。LEF投与6か月ではGG遺伝子型はGC(RR=1.56;95%CI=1.05~2.3;p=0.003)またはCC(RR=1.83;95%CI=1.07~3.14;p=0.001)よりも治療不成功リスクが高かった。本リスクは優性モデルでも観察された(RR=1.33;95%CI=1.03~1.72;p=0.02)。LEFの代わりにMTXを投与した患者では遺伝子型は治療不成功の予測因子ではなかった。結論として,IL-6の-174G/G遺伝子型を有するメキシコ人ではLEFに対する治療反応性が不良になるリスクが高く,他の集団で確認されれば,このGG遺伝子型はLEFを用いた治療上の不成功リスクを判定するための有望な遺伝マーカとして利用できる。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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消炎薬の臨床への応用  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患の治療 

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