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J-GLOBAL ID:201702219429822013   整理番号:17A0750683

エストロゲン受容体アルファ(ERα)およびMed25によるビスフェノールAによるヒトCYP2C9発現のアップレギュレーション【Powered by NICT】

Upregulation of human CYP2C9 expression by Bisphenol A via estrogen receptor alpha (ERα) and Med25
著者 (6件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 970-978  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0287C  ISSN: 1520-4081  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ビスフェノールA(BPA)は重要な工業化学,ポリカーボネートプラスチックやエポキシ樹脂の製造に主に使用されている。の広範囲にわたる使用のために,人間はBPAへの曝露のリスクが高い。BPAはホルモン関連経路を妨害するような健康悪影響を持つことが見いだされていると内分泌撹乱物質として作用することがよく知られている。本研究では,CYP2C9の遺伝子発現と酵素活性,ヒトに重要な肝薬物代謝酵素に及ぼすBPAの誘導効果を示した最初のものである。CYP2C9発現のBPAアップレギュレーションの機構を同定した。BPAは転写的にHepG2細胞におけるCYP2C9プロモーター領域内のERαとERE部位を介してCYP2C9プロモーターを活性化することができ,ヒト初代培養肝細胞におけるCYP2C9遺伝子発現と酵素活性を誘導することができることを示した。また,Mediator複合体のメンバーであるMed25は,BPA曝露後,そのC末端LXXLLモチーフを介してERαと相互作用し,CYP2C9の発現と酵素活性のBPA誘導転写調節に機能的に関与しているリガンド活性化ERαの共活性化因子であることを示した。著者らの知見から,BPA曝露はCYP2C9発現のアップレギュレーションによりヒト肝臓代謝の有害健康影響の潜在的リスクを持つことを示唆する。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (3件):
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動物に対する影響  ,  その他の汚染原因物質  ,  有機化合物の毒性 
物質索引 (1件):
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