文献
J-GLOBAL ID:201702219713270385   整理番号:17A0012523

拡張Butler方程式による平衡粒界偏析,粒界エネルギー,粒界偏析転移のモデル化

Modelling equilibrium grain boundary segregation, grain boundary energy and grain boundary segregation transition by the extended Butler equation
著者 (2件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 1738-1755  発行年: 2016年02月 
JST資料番号: B0722A  ISSN: 0022-2461  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Butler方程式を拡張して,多結晶の平衡粒界(GB)エネルギーと平衡粒界組成を状態変数(バルク組成,温度,圧力,粒界の5つの自由度)の関数としてモデル化した。理想溶液かつ成分の原子サイズが同じという最も単純なケースでは,Butler方程式は良く知られたGB偏析のMcLean方程式に帰着する。成分元素が固溶体中で互いに反発する場合,粒界偏析転移(GBST)はバルク固相溶解度ギャップの臨界温度以下で現れる。GBST線は平衡相図における新しい平衡線である。この新しいモデルをニッケル(Ni)の粒界へのCuの偏析とBCC鉄の粒界へのPの偏析について検証した。GBST線はNi-Cu(Fe-P)相図のNiリッチ(Feリッチ)コーナーに現れる。ここで定圧相図座標はバルクCu(P)モル分率対温度である。GBST線に対応する溶質(CuまたはP)のモル分率は温度とともに確実に上昇する。溶質濃度(CuまたはP)が低いか,またはGBST線に比べて温度が高いと,GBは主に溶媒原子(NiまたはFe)で構成される。逆に,溶質濃度が高いか,あるいはGBST線より温度が低いと,GBは主に溶質原子(CuまたはP)で構成される。この粒界の低偏析状態と高偏析状態は可逆的な1次のGBSTで相互に変換される。バルク組成や温度を変えることによってGBST線が交差するときにこのプロセスが発生する。理論的に見積もった結果は従来の実験結果と良く一致する。Copyright 2015 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の金属組織学  ,  金属系の相平衡・状態図 

前のページに戻る