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J-GLOBAL ID:201702220464786100   整理番号:17A0687801

殺菌剤の高濃度少量予防注入によるカシノナガキクイムシ(Platypus quercivorus)の羽化脱出抑制効果

著者 (3件):
資料名:
巻: 20  号:ページ: 145-146  発行年: 2016年07月30日 
JST資料番号: L4308A  ISSN: 1344-0268  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近年,殺菌剤を予防注入した樹木に集合フェロモンとカイロモンを使ってカシノナガキクイムシを集め,当樹木で繁殖抑制させる「おとり木」法が行われている。殺菌剤は,低濃度剤では樹体に十分に吸収されないため,高濃度の少量注入用剤が使われて相応の効果を上げている。ただ,羽化脱出抑制についての検証が少ないため,知多半島の複数の被害林分で高濃度剤の効果を検証した。その結果,当剤の効果は,低濃度剤と大差ないことが分かった。
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分類 (2件):
分類
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昆虫・ダニによる植物被害  ,  植物の病虫害防除一般 
引用文献 (4件):
  • 福田秀志・小堀英和・衣浦晴生 (2011) 知多半島におけるブナ科樹木萎凋病の現状と防除活動の効果. 中部森林研究 59: 249-252
  • 福田秀志・平田晋一・小堀英和・衣浦晴生 (2014) 改良されたナラ枯れ防除法の効果と知多半島における被害拡大状況. 樹木医学研究 18: 118-119
  • Kinuura, H., Tokoro, M, Saito, S., Okada, M., Kobayashi, M. and Ino, M. (2009) Control of Japanese oak wilt using aggregation pheromone of Platypus quericivorus (Coleoptera : Platypoidae). 40-51, ′′Chemical ecology of wood-boring insects (NAKAMUTA, K and MILAR, G.J. (eds.)), FFPRI, Ibaraki.′′
  • 岡田充弘・猪野正明・斉藤正一・吉濱 健・衣浦晴生・所 雅彦 (2013) 殺菌剤少量注入処理によるナラ枯れ予防方法の検討. 日本森林学会大会学術講演集 124: 230

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