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J-GLOBAL ID:201702220631577626   整理番号:17A0648845

病気に負けない牛づくり 1)ビタミン多い牧草サイレージを初産移行期に与え免疫高める 子牛には初乳に不足する鉄分補給も重要

著者 (1件):
資料名:
巻: 67  号:ページ: 36-37  発行年: 2017年06月01日 
JST資料番号: L0973A  ISSN: 0416-6272  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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新生子牛の生存率向上と高泌乳牛の疾病予防のための分娩前後の乳牛と子牛の免疫力を高める栄養管理法を紹介した。乳牛は初乳にIgG1の大量分泌によって血漿IgG1濃度は分娩3週間前から分娩時にかけ急激に低下する。また,加齢に伴って初乳量は増え,血漿中のIgG1濃度は高まる。初産牛の初乳量は少なく,血漿中のIgG1濃度は分娩時にいっそう低くなるため,初産牛とその子牛は疾病発生のリスクが高まる。したがって,免疫力を高める栄養管理が非常に重要となる。高泌乳牛の栄養管理の基本はエネルギー,蛋白質,ミネラル,ビタミンなどの栄養素をバランスよく給与するとともに,乾物摂取量を分娩後早期に増加する。分娩後にエネルギー代謝が高まる高泌乳牛は活性酸素も高まるので,この時期に抗酸化作用のある脂溶性ビタミンと微量ミネラルの必要量が増加する。β-カロテンを多量に含有した乾燥ニンジンを給与した黒毛和種繁殖牛で初乳中のIgG1とIgAが増加したことを認めた。ビタミンは子牛の下痢予防にも必要で,子牛の下痢予防にはβ-カロテンなどの脂溶性ビタミンの補給が重要である。乳牛の初乳には子牛の要求量の10%程度しか鉄が含まれていないので,鉄剤の補給などにより貧血予防が必要である。
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分類 (2件):
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牛  ,  繁殖管理 
物質索引 (1件):
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