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J-GLOBAL ID：201702221138588511   整理番号：17A0439925

NaCs 12(0⁺)[7¹Σ⁺]状態の実験的研究: 12(0⁺)[7¹Σ⁺]及び11(0⁺)[5³Π₀]発光スペクトルにおけるスピン-軌道と非断熱相互作用及び量子干渉

Experimental studies of the NaCs 12(0⁺) [7¹Σ⁺] state: Spin-orbit and non-adiabatic interactions and quantum interference in the 12(0⁺) [7¹Σ⁺] and 11(0⁺) [5³Π₀] emission spectra

著者 (4件)： Faust C. (Department of Physics, Lehigh University, 16 Memorial Drive East, Bethlehem, Pennsylvania 18015, USA) ,  Jones J. (Department of Physics, Lehigh University, 16 Memorial Drive East, Bethlehem, Pennsylvania 18015, USA) ,  Huennekens J. (Department of Physics, Lehigh University, 16 Memorial Drive East, Bethlehem, Pennsylvania 18015, USADepartment of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, Massachusetts 02139, USA) ,  Field R. W. (Department of Physics, Lehigh University, 16 Memorial Drive East, Bethlehem, Pennsylvania 18015, USADepartment of Chemistry, Massachusetts Institute of Technology, Cambridge, Massachusetts 02139, USA)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 146  号： 10  ページ： 104302-104302-19  発行年： 2017年03月14日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは,NaCs分子の11(0⁺)及び12(0⁺)電子状態の実験的研究からの結果を与えた。Dopplerフリー励起スペクトルを得るため光-光二重共鳴法を用いた。Rydberg-Klein-Rees及び逆摂動法ポテンシャルエネルギー曲線を得るため,11(0⁺)及び12(0⁺)高電子状態からの選択データを用いた。これらの2つの電子状態間の相互作用は,束縛-束縛及び束縛-自由発光スペクトルで観測したパターンに表れている。2つの状態の波動関数がどのように混合するかを記述するため,2つの独立な相互作用機構に基づくモデルを与えた。波動関数の電子部分は,スピン-軌道結合により相互作用するが,個々の回転振動準位は非断熱結合である可能性が高い第二の機構により相互作用する。両方の上位状態からの分解蛍光をシミュレーションするため,BCONTプログラムの改良バージョンを用いた。シミュレーションが実験スペクトルを十分に再現することができるまで,2つの相互作用機構を記述するモデルのパラメータを変更した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 分子スペクトル ,  二原子分子 ,  *電子状態 ,  回転準位 ,  振動準位 ,  波動関数 ,  スピン-軌道相互作用 ,  量子干渉効果 ,  *二重共鳴 ,  蛍光スペクトル ,  *ポテンシャルエネルギー曲線 ,  発光スペクトル ,  ナトリウム化合物 ,  セシウム化合物
準シソーラス用語： 回転振動 ,  *OODR

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 実験的研究 ,  π ,  発光スペクトル ,  スピン ,  軌道 ,  相互作用 ,  量子干渉