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J-GLOBAL ID：201702221340577328   整理番号：17A0399125

脂肪酸メチルエステル混合物の低温冬期分離に及ぼす非イオン界面活性剤の影響【Powered by NICT】

Effect of nonionic surfactants on the low temperature winterization separation of fatty acid methyl ester mixtures

著者 (4件)： Abe Masahiro (Graduate School of Science & Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Komatsu Hiroyuki (Graduate School of Science & Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Yamagiwa Kazuaki (Graduate School of Science & Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan) ,  Tajima Hideo (Graduate School of Science & Technology, Niigata University, 2-8050 Ikarashi, Nishi-ku, Niigata 950-2181, Japan)
資料名： Fuel  (Fuel)
巻： 190  ページ： 351-358  発行年： 2017年 
JST資料番号： C0023A  ISSN： 0016-2361  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,不凍化によるFAME混合物からの飽和脂肪酸メチルエステル(FAMEs)の除去を調べ,冷却過程時の固液相分離改良剤として添加物を用いた。モデル混合物は,飽和FAME(パルミチン酸メチルとステアリン酸メチル)と不飽和FAME(オレイン酸メチル)をブレンドすることにより調製した。分子構造はモデル混合物中の飽和FAMEのそれに近いので,ソルビタンモノパルミテート(Span40)とソルビタンモノステアラート(Span60)は分離改良剤として選択した。これらの添加剤は,FAME混合物の固-液相分離を改善することが分かった。四つの異なる固相が不凍化中に観察され,添加剤濃度に依存していた:固体ワックス,少量の液体を固体,大きな結晶凝集,および微粒子のスラリー。大きな結晶凝集の形成は,デカンテーションによる固液分離を行うために容易にし,最適な添加剤濃度を使用した場合飽和FAMEは液相から容易に除去した。添加物は飽和FAMEと比較して同等またはより長い炭素鎖長を有していた場合,大きく低温度分離が得られた。これらの結果は,添加晶析分離プロセスの将来の開発に役立つであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： *低温 ,  固液分離 ,  相分離 ,  *冬 ,  バイオディーゼル燃料 ,  凝集 ,  液相 ,  炭素 ,  固相 ,  *非イオン界面活性剤 ,  添加剤 ,  凍結防止 ,  スラリー
準シソーラス用語： 鎖長 ,  *脂肪酸メチルエステル , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： バイオディーゼル燃料 ,  脂肪酸メチルエステル ,  ウインタリング ,  相分離向上剤 ,  ソルビタンモノ脂肪酸エステル(界面活性剤)

分類 (3件)： 生物燃料及び廃棄物燃料  (LB02020Y) ,  燃料油  (YF02072I) ,  液体燃料工業  (YE03000F)

タイトルに関連する用語 (5件)： 脂肪酸メチルエステル ,  混合物 ,  低温 ,  冬期 ,  非イオン界面活性剤