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J-GLOBAL ID:201702221453634614   整理番号:17A0045721

Lecanicillium lecaniiのためのポリエチレングリコール存在下でのプロトプラストの形質転換の構築およびAphis gossypii(ワタアブラムシ)に対する高毒性菌株の開発

Establishment of polyethylene-glycol-mediated protoplast transformation for Lecanicillium lecanii and development of virulence-enhanced strains against Aphis gossypii
著者 (10件):
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巻: 72  号: 10  ページ: 1951-1958  発行年: 2016年10月 
JST資料番号: C0146B  ISSN: 1526-498X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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Lecanicillium lecaniiは生物農薬として開発され,多くの農業害虫の生物的防除に使用されている。かびの毒性を高くするために,最適化したポリエチレングリコール(PEG)存在下でのプロトプラストの形質転換システムをL.lecanii用に構築した。Beauveria bassianaからのPr1A様クチクラ分解プロテアーゼ遺伝子(Cdep1)をL.lecaniiに導入し,ワタアブラムシに対する活性を調べた。結果。最適条件におけるプロトプラストの生成個数はかびの湿潤菌糸あたり2.5×108個/gで,生存率は98%近くで,プレートにおける再生率は80%であった。CDEP1を発現する形質転換体におけるプロテアーゼ活性は約5倍になった。この形質転換体の半数致死濃度(LC50)は野生型(WT)の半分であった。CDEP1を発現する形質転換体の半数生存時間(LT50)にも有意差はなかったが,WTより14.2%短かった。この形質転換体とWTの間には,コロニーの成長を反映する分生子の発芽とプレートにおける分生子の収量に有意差はなかった。この形質転換体は昆虫ではWTより有意に速く成長した。この形質転換体では昆虫の死体における分生子の収量が低かったが,WTとの有意差はなかった。結論。PEG存在下でのプロトプラストの形質転換システムはL.lecaniiにとって効果的であり,CDEP1の発現はかびのワタアブラムシに対する毒性を有意に高くした。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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害虫に対する農薬  ,  生物的防除 

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