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J-GLOBAL ID:201702221756988197   整理番号:17A0838612

高等学校理科の授業後半で行う科学的に思考し推論する協働学習-アクティブラーニングを取り入れた授業デザイン-

著者 (2件):
資料名:
巻: 41  号:ページ: 131-140  発行年: 2017年06月10日 
JST資料番号: L3340A  ISSN: 0386-4553  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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高等学校理科では,基礎的な科学概念の習得と予測・観察・実験棟の研究の探求の両法を重視した教育が目標とされている。従って,高等学校理科において,効率的な知識伝達という習得型の学習の利点と,資質・能力を養う探求型の学習の利点を融合した,アクティブラーニングを取り入れた授業が求められている。本研究は,科学的に思考し推論する活動を行うアクティブラーニングを取り入れた教材・指導法を開発・実践した。実践した理科授業では,授業後半の班別議論やクラス全体での共有の活動の場面で,授業前半の「見方・考え方」を用い,生徒が協働して科学的に思考し推論する活動を行っていた。以上により,本研究で開発・実践した理科授業は,科学的に思考し推論する協働学習を通して「見方・考え方」を働かせる教授・学習方策が具現化されており,「見方・考え方」を働かせる学習活動としての有用性が確認できた。また,授業後半の活動については,班別議論のパフォーマンスが低い段階に留まっている班が少数ながら存在しており,このような班に対して班別議論のパフォーマンスを高めるための何らかの工夫を行う必要があると,思われる。
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分類 (1件):
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科学技術教育 
引用文献 (14件):
  • Barkley, E. F. (2010): Student Engagement Techniques: A Handbook for College Faculty, Jossey-Bass.
  • Biggs, Tang (2011): Teaching for quality learning at university Fourth Edition, Open University Press.
  • Entwistle, McCune, Walker (2010): Conceptions, Styles, and Approaches Within Higher Education: Analytical Abstractions in Everyday Experience, Sternberg, Zhang, Perspectives on thinking, learning, and cognitive styles, 103-136, Routledge.
  • 市川伸一(2016):習得・活用・探究とアクティブ・ラーニング,教育課程研究会,アクティブラーニングを考える,86-89,東洋館出版社.
  • 松下佳代(2015):ディープ・アクティブラーニング 大学授業を深化させるために,勁草書房.
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