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J-GLOBAL ID:201702221909141935   整理番号:17A0704070

重金属汚染はブルーム形成Microcystis aeruginosaにより放出された溶存有機物を変化させる【Powered by NICT】

Heavy-metal pollution alters dissolved organic matter released by bloom-forming Microcystis aeruginosa
著者 (4件):
資料名:
巻:号: 30  ページ: 18421-18427  発行年: 2017年 
JST資料番号: U7055A  ISSN: 2046-2069  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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水圏生態系への重金属のリスクは,近年世界的に注目を集めているが,Microcystisにより放出された溶存有機物(DOM)への重金属の影響に関する知識は非常に悪く,特に富栄養湖である。本研究の目的は,EEM PARAFAC分析を用いたMicrocystisのDOC放出に対する重金属の効果を調べることである。Microcystis aeruginosaはCu~2+(0.02,0.05,0.10と0.25mg/L~( 1))とZn~2+(0.10,0.20,0.50と1.00mg/L~( 1))の濃度で処理した,MicrocystisのDOM放出に及ぼす重金属の影響を調べるために,BG-11培地で18日間バッチ培養した。Cu~2+またはZn~2+を添加しない培養を対照として設定した。0.25mg/L~( 1)Cu~2+の処理における細胞密度は,対照群のそれより25%少ないが,0.25mg/L~( 1)Zn~2+の添加はMicrocystis成長にほとんど影響しなかった。中程度レベルCu~2+(0.05と0.10mg/L~( 1))と高レベルZn~2+(1.00mg/L~( 1))を10日目にM.aeruginosaのDOC産生を刺激した中程度Zn~2+(0.10 0.50mg/L~( 1))は対照と比較して18日目にDOC産生を刺激した。DOMの四成分:二種のフミン質様成分(C1とC3)と二蛋白質様成分(C2及びC4)を,並列因子(EEM PAFAFAC)分析と組み合わせた蛍光励起-発光マトリックス分光法により同定した。四成分の蛍光強度は増加したMicrocystisは10日目に中程度Cu~2+(0.05および0.10mg/L~( 1))で処理した。さらに,Microcystisによって生成されたDOMの組成は重金属による影響を受けなかった。著者らの結果は,Microcystisは細胞分泌を変化させることにより対数増殖期におけるDOM生成を増加させることを示唆したが,大きなバイオマスは,固定相中の重金属の毒性を軽減するためのM.aeruginosaのための有効な手段であった。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】
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, 【Automatic Indexing@JST】
分類 (2件):
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植物に対する影響  ,  水質汚濁一般 
タイトルに関連する用語 (5件):
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