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J-GLOBAL ID：201702222777362072   整理番号：17A1737823

リーン二相系ステンレス鋼と炭素鋼で構成される鋼構造部材の残留応力分布に関する実験的研究

著者 (1件)： 宮嵜靖大 (長岡工高専)
資料名： 溶接技術  (日本溶接協会誌)
巻： 65  号： 12  ページ： 106-107  発行年： 2017年12月01日 
JST資料番号： G0237A  ISSN： 0387-0197  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我が国の多くの橋梁は供用期間50年を経過し始めており,適切な維持管理が必要不可欠である。コンゴ構築される橋梁は,供用期間100年を標準規定とされ,維持管理における高性能化が不可欠である。構造材料の利用にあたっては,腐食環境の厳しい箇所をステンレス鋼,その他を従来の炭素鋼とした適材適所の材料配置が考えられる。本研究では,リーン二相系ステンレス鋼(SUS323L)厚板と炭素鋼(SM570)厚板で構成されるハイブリッドI形および箱形断面の溶接残留応力の大きさと分布形状を実験により明らかにした。ハイブリッドI形断面供試体の残留応力は,溶接部近傍にて,0.2%耐力または降伏応力の0.7倍程度の引張残留応力が発生していることが分かった。残留応力測定結果を基に,残留応力分布モデルを提案した。

シソーラス用語： 鋼構造 ,  溶接構造 ,  *鋼橋 ,  *異種金属溶接 ,  二相ステンレス鋼 ,  炭素鋼 ,  供用期間 ,  耐久性 ,  桁橋 ,  I形梁 ,  箱形桁橋 ,  残留応力 ,  応力分布 ,  降伏応力 ,  歪計 ,  歪分布
準シソーラス用語： 鋼構造物 ,  コールテン鋼橋 ,  *リーン二相ステンレス鋼 ,  I形桁橋 ,  *溶接残留応力 ,  歪ゲージ

分類 (3件)： 溶接設計,溶接構造物  (WC07140A) ,  鋼橋  (RC06020J) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (7件)： 二相系 ,  ステンレス鋼 ,  炭素鋼 ,  鋼構造 ,  残留応力 ,  分布 ,  実験的研究