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J-GLOBAL ID:201702222793804537   整理番号:17A0255068

カドミウム曝露後のウルフスパイダーPardosa pseudoannulata(Araneae:Lycosidae)のトランスクリプトームプロファイリング解析

Transcriptome Profiling Analysis of Wolf Spider Pardosa pseudoannulata (Araneae: Lycosidae) after Cadmium Exposure
著者 (8件):
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巻: 17  号: 12  ページ: WEB ONLY  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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Pardosa pseudoannulataは,農業分野における最も一般的なシボグモ科の1種であり,重金属汚染の検出に良好な生物指標である。しかしながら,クモが分子レベルで重金属に反応するメカニズムについてはほとんど知られていない。本研究では,ハイスループットのトランスクリプトームシーケンシングを用いて,クモのde novoトランスクリプトームを行い,カドミウム曝露後に示差的に発現する遺伝子(DEG)を同定した。我々は60,489個のアッセンブルされた単一遺伝子を取得し,そのうち18,773個を公的データベースで調べた。合計2939および2491DEGsが2つのカドミウム処置群のライブラリーと対照との間で検出された。機能的濃縮分析により,カドミウムストレスに応答して代謝プロセスおよび消化器系機能が主に富化されることが明らかとなった。細胞レベルおよび分子レベルでは,リソソームおよびファゴソームにおける有意に富化された経路ならびに複製,組換えおよび修復により,カドミウム曝露による酸化的損傷が示された。選択されたDEGに基づいて,防御および解毒に関与する特定の重要な遺伝子を分析した。これらの結果は,重金属ストレスに対するクモの応答の根底にある分子メカニズムを解明するかもしれない。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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遺伝子発現  ,  動物に対する影響 

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