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J-GLOBAL ID:201702222961995245   整理番号:17A0216163

4置換クマリンのデザイン,合成およびin Vitroおよびin vivo抗腫瘍活性;新規クラスの強力なチューブリン重合阻害剤

Design, Synthesis, and Evaluation of in Vitro and in Vivo Anticancer Activity of 4-Substituted Coumarins: A Novel Class of Potent Tubulin Polymerization Inhibitors
著者 (17件):
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巻: 59  号: 12  ページ: 5721-5739  発行年: 2016年06月23日 
JST資料番号: D0102A  ISSN: 0022-2623  CODEN: JMCMAR  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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著者らはコルヒチン結合部位を標的とする新規の微小管薬の開発を進めている。本研究で著者らは最近その抗癌性から注目を集めているクマリン誘導体・類似物に注目し,その基本骨格に修飾を加えてコルヒチン結合部位を標的とする一連の化合物をデザイン,合成した。合成した化合物の抗増殖活性をSKOV3細胞,HCT116細胞,およびHepG2細胞を用いたMTTアッセイで調べた。また微小管ネットワークへの影響について免疫蛍光法を用いてしらべた。更にC26およびH460細胞の異種移植マウスモデルを使いin vivo抗癌活性を調べた。一連の研究で最も抗癌性が高い化合物,5-クロロ-N-(2-メトキシ-5-(メチル(2-オキソ-2H-クロメン-4-イル)-アミノ)フェニル)ペンタアミド(化合物65)を同定した。この化合物65について多剤耐性細胞に対する効果,細胞周期停止およびアポトーシス誘発活性,細胞内分布,微小管動態に対する影響,コルヒチン結合部位を介したチューブリンへの結合,HUVEC細胞培養アッセイによる抗血管形成活性,および異種移植モデルを用いた抗がん活性について調べた。本研究では一連の研究を通して7種類の有望化合物を同定した。そのうち最も高い抗がん活性を示した化合物65について詳細な検討を行い,化合物65はP糖タンパク質薬物ポンプの基質でなく,またβ-チューブリンIII遺伝子の影響も受けない,コルヒチン結合部位に結合して阻害活性を示す新規のチューブリン重合阻害剤であることが明らかになった。
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分類 (3件):
分類
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抗腫よう薬の基礎研究  ,  薬物の合成  ,  ピランの縮合誘導体 
物質索引 (2件):
物質索引
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