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J-GLOBAL ID：201702222994694606   整理番号：17A1696431

板書形式とスライド形式の教材提示の違いに着目した授業映像の定量的分析

Video Analysis of Online Lessons Focused on Presentation Pattern Difference Between Chalkboard Style and Presentation Slide

著者 (3件)： 岡崎泰久 (佐賀大) ,  片渕菜美 (佐賀大) ,  吉川厚 (東京工大)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 117  号： 256(ET2017 40-51)  ページ： 59-64  発行年： 2017年10月14日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,授業における教材の提示形式と提示される教材の量の関係を調べ,その特徴を定量的に調べる。これまで我々は,教材の提示形式そのものに着目して研究を行い,板書形式,および,スライド形式の提示そのものの基本的特性を調べてきている。しかし授業では,音声による説明を伴うのが一般的であり,教材提示(視覚情報)と説明音声(聴覚情報)の相互作用について検討を行う必要がある。そこで,インターネット上の授業映像を対象にして,板書形式とスライド形式による違いを定量的に分析した。その結果,板書形式における説明と同期した提示,スライド形式における文字と説明の増大といった,それぞれの説明の特徴を明らかにするとともに,因子分析により,文字を多用した説明と解釈できる要因があることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： スライド ,  教材 ,  *教示 ,  *情報 ,  視覚 ,  聴覚 ,  相互作用 ,  インターネット ,  因子分析 ,  *定量的分析
準シソーラス用語： 視覚情報 ,  *授業 ,  聴覚情報

分類 (1件)： その他の計算機利用技術  (JE14000C)

引用文献 (14件)：

• Y. Okazaki, S. Noguchi, H. Tanaka, K. Watanabe, and A. Yoshikawa, “Eye tracker gaze analysis of learners watching the writing process”, Proc. of the 21st International Conference on Computers in Education (ICCE2013), pp. 373-378, Nov. 2013.
• 岡崎泰久, 野口千樹, 吉川 厚, “書く過程の提示における学習者の主観評価と視線分析”, 信学技報, Vol.114, No.82, pp.39-44, June 2014.
• 岡崎泰久, 野口千樹, 吉川 厚 : “学習者の主観評価と課題の難易度にもとづく情報提示方法仮説の提案”, 第13回情報科学技術フォーラム(FIT2014)講演論文集, 第3分冊 pp.387-388, Sept. 2014.
• Y. Okazaki, S. Noguchi, and A. Yoshikawa, “Gaze Analysis and Subjective Assessment of Learners Observing the Writing Process”, Proc. of the 22nd International Conference on Computers in Education (ICCE2014), pp. 83-88, Dec. 2014.
• 岡崎泰久, 西村康平, 吉川 厚, “課題の難易度と主観評価に基づく情報提示手法の評価実験”, 信学技報, Vol.114, No.513, pp.71-76, Mar. 2015.

タイトルに関連する用語 (7件)： 形式 ,  スライド ,  教材 ,  着目 ,  授業 ,  映像 ,  定量的分析