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J-GLOBAL ID：201702223355329478   整理番号：17A0704610

多波長励起白色発光K_2Gd(1 x)(PO_4)(WO_4):UV-LEDのための良好な熱特性を持つxDy~3+蛍光体【Powered by NICT】

Multi-wavelength excited white-emitting K₂Gd_(1-x)(PO₄)(WO₄):xDy³⁺ phosphors with satisfactory thermal properties for UV-LEDs

著者 (5件)： Guo Yue (Department of Physics, Pukyong National University, Busan 608-737, South Korea. [e-mail]) ,  Moon Byung Kee ,  Choi Byung Chun ,  Jeong Jung Hyun ,  Kim Jung Hwan
資料名： RSC Advances (Web)  (RSC Advances (Web))
巻： 7  号： 37  ページ： 23083-23092  発行年： 2017年 
JST資料番号： U7055A  ISSN： 2046-2069  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： K_2Gd(1 x)(PO_4)(WO_4):xDy~3+(0≦x≦0.07),一連の新規リン酸タングステン酸塩蛍光体を初めて通常の固相反応法により合成することに成功した。XRD,GSAS Rietveld精密化,FT-IR,Raman,拡散反射スペクトル,発光スペクトル,および熱消光は相,構造,ルミネセンスおよび熱安定性特性を調べるために適用した。結果はDy~3+活性化K_2Gd(PO_4)(WO_4)蛍光体は青色領域へのUVの波長を吸収し,Dy~3+イオンのf-f遷移からの青色(~480 nm),黄色(~570 nm)および赤(~650 nm)光を放出できることを示した。Dy~3+イオンの支配的なエネルギー移動機構は双極子-双極子相互作用であった。熱消光を解析し,得られた蛍光体は優れた熱安定性を持つことを示した。温度が423Kに増加した(150 °C)として,388nm励起でKGPW:0.05Dy~3+蛍光体の発光強度は室温での初期強度の約76.8%を保持していた。さらに,K_2Gd_0 0.995(PO_4)(WO_4)0.005Dy~3+の色純度は5569Kの相関色温度で90%であると計算された。したがって,これらの結果は,多波長励起K_2Gd(1 x)(PO_4)(WO_4):xDy~3+蛍光体は,照明と光学ディスプレイ応用のための白色LEDの候補になる可能性があることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 発光スペクトル ,  *熱特性 ,  *波長 ,  固相反応 ,  *励起 ,  *蛍光体 ,  エネルギー移動 ,  ルミネセンス ,  双極子相互作用 ,  熱安定性 ,  タングステン酸塩
準シソーラス用語： 白色LED ,  発光強度 ,  熱消光 ,  拡散反射スペクトル , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (6件)： 多波長 ,  励起 ,  白色発光 ,  UV-LED ,  熱特性 ,  蛍光体