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J-GLOBAL ID：201702223452027182   整理番号：17A0157777

二酸化チタンによる職業集団の健康効果に関する横断的研究【JST・京大機械翻訳】

Evaluation of health effect among occupational population exposed to nano-titanium dioxide: a cross-sectional study

著者 (11件)： Xu Huadong (Department of Occupational and Environmental Health Sciences, School of Public Health, Peking University) ,  Zhou Jingwen (山東省済南市疾病預防控制中心環境与職業衛生所) ,  Tang Shichuan (北京市労動保護科学研究所) ,  Kong Fanling (山東省疾病預防控制中心職業与環境衛生監測評价所) ,  Li Xinwei (山東省済南市疾病預防控制中心環境与職業衛生所) ,  Shen Zhenlin (北京市労動保護科学研究所) ,  Yan Ling (山東省済南市疾病預防控制中心環境与職業衛生所) ,  Chen Zhangjian (Department of Occupational and Environmental Health Sciences, School of Public Health, Peking University) ,  Zhao Lin (Department of Occupational and Environmental Health Sciences, School of Public Health, Peking University) ,  Jia Guang (Department of Occupational and Environmental Health Sciences, School of Public Health, Peking University) ,  Zhang Ji (山東省済南市疾病預防控制中心環境与職業衛生所)
資料名： Zhonghua Yufang Yixue Zazhi  (Zhonghua Yufang Yixue Zazhi)
巻： 50  号： 11  ページ： 976-981  発行年： 2016年 
JST資料番号： C2346A  ISSN： 0253-9624  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 中国 (CHN)  言語： 中国語 (ZH)

抄録/ポイント： 目的:二酸化チタンの職業接触が労働者の健康効果に与える影響を検討する。方法:2014年9月、山東省のある二酸化チタン生産企業の85名の男性労働者を調査対象とし、そのうち二酸化チタン接触群44名、対照群41名であった。自ら設計したアンケートを用いて、労働者の基本情況、喫煙飲酒歴、既往歴、家族歴と職業接触歴などを収集した。2つの群の血圧,血液ルーチンおよび血液生化学的指標を比較した。多変量線形回帰モデルを用いて、年齢、喫煙、飲酒とBMIなどの混合因子をコントロールし、接触二酸化チタンが血液ルーチン、血液生化学及び血圧の各生理指標に与える影響を分析した。単純な無作為方法を用いて、接触グループと対照グループの中から各25名の労働者を選び、細胞質分裂分裂核実験を用いて遺伝的損傷状況を評価した。POISSIN回帰モデルを用いて,年齢,喫煙,飲酒,およびBMIのような混合因子を制御し,小核と小核率に及ぼす接触酸化チタンの影響を分析した。【結果】接触酸化チタンの気管気管支表面積,肺胞表面積,および二酸化チタン粒子数P_(50)(P_(25)-P_(75))は,それぞれ35.35(24.31-57.42),173.09(116.27-270.72)ΜM/CM3および40244.00(17-78)/CM3であった。それらは,対照群[33.90(27.44~43.29),150.50(125.82~92.87)ΜM2/CM3および18721.00(12~51)/CM3](Z=15.47,15.96,14.54,P<0.001)より高かった。多変量線形回帰分析の結果、年齢、喫煙、飲酒、BMIの影響を調整した後、接触二酸化チタンは平均赤血球ヘモグロビン濃度(MCHC)、血清クレアチニン(CREA)レベル及びLDL-Cに与える影響が大きいことが分かった。Β’値はそれぞれ0.23,-0.51および0.30であった(P<0.05)。接触群の末梢血リンパ球の小核と小核細胞のP_(50)(P_(25)~P_(75))はそれぞれ3.00‰(1.50‰~5.00‰)と3.00‰(2.00‰~4.00‰)であった。それらは対照群[2.00‰(1.00‰~4.50‰)と2.00‰(1.00‰~4.00‰)]より高かった(Z=0.59,0.61,P>0.05)。年齢,BMI,喫煙,飲酒などの影響因子を制御した。労働者の二酸化チタンは,小核(OR=1.11,95%CI:0.81~1.54)と小核細胞率(OR=1.07,95%CI:0.76~1.51)に有意な影響を及ぼさなかった(P>0.05)。結論:二酸化チタンは職業接触者に対して一定の健康効果を産生し、血液ルーチンと血液生化学指標の変化を表現するが、明らかな遺伝的損傷は見られない。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】

シソーラス用語： 病歴 ,  労働者 ,  小核 ,  アンケート ,  *酸化チタン ,  喫煙 ,  *職業 ,  血圧 ,  男性 ,  LDLコレステロール ,  飲酒 ,  回帰モデル
準シソーラス用語： 影響因子 ,  *健康 ,  *二酸化チタン , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (4件)： Occupational exposure ,  Occupational health ,  Micronucleus tests ,  Nano-TiO_2

分類 (1件)： 産業衛生,産業災害  (GB05000S)

タイトルに関連する用語 (4件)： 二酸化チタン ,  職業 ,  集団 ,  研究