抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震の直後の3月12日,長野県北部でM6.9の地震が発生した。続いて6月30日には松本盆地南部を震源としたM5.4の直下型地震が発生した。「信州大学震動調査グループ」は,6月30日の地震を契機に活動を開始したグループで,長野県内の大学関係者・地質系コンサルタント会社の技術者・高校教師など,地質学・地震工学・地盤工学などを専門とするメンバーで組織されている。上記の2つの地震後に行った住民へのアンケート調査による「震度分布図」の作成,ボーリングデータからの「地盤図・揺れやすさマップ」の作成などの活動を行った。その実践活動の成果の地元への還元が「地震に強い街づくり」につながることを願い,このグループが組織されてから5年以上の取り組みについて紹介した。